この週末は土曜日、日曜日と二日連続で歌わせてもらいました。どちらも楽しいイベントになって、とても一度には日記に書ききれないので、一つずつ書いていきます。

まずは土曜日、2025年9月27日(土)はハルノオトさんのDIY小屋、東山ガレージにて【作り人、その15】というライブイベントが開催されました。
主催者ハルノオトさんが毎回《自分が聴きたい観たい》って人を集めたイベント【作り人】シリーズ。今回の人選はマシスの観たい聴きたい人たちドンピシャで(だあこえさんを東山ガレージへ呼びたい、とリクエストしたのは僕です)、お話を聞いた段階から楽しみで、当日がとても待ち遠しかった。
だあこえさんはもとより、穂乃実さんは昨年、やはり東山ガレージでステージを拝見した時からすっかりファンになってしまって、もはやこの日のイベントはマシスが二人に会いたいがゆえ、ハルさんに企画して頂いた、と言って過言じゃない。それくらい僕の趣味私情反映されまくりの人選でした。
だあこえさんが来るなり《え〜〜!?》《すげぇな、、、》と、東山ガレージの内装を見てへの反応は、まんまハルノオトさんへの《よくもまぁこんな手間(面白いこと)を、、、》という感嘆の声で。武骨な手作りガレージはさながら大人の秘密基地。夢あるよねー、って頷き合いたくなります。

お客さまがいらしてくださって、定刻18時。【マシス】は一番手で歌いました。
ハルノオトさん写真ありがとう。
だあこえさん写真ありがとう。

マシスの演目
・白い歌
・絵を描いて過ごす
・駱駝
・お身体を大事に
・モナミ(仮)
・背の高い影法師


二番手は豊橋から【穂乃実】さん。
ゆったりとした間に、柔らかい歌声。なのにピンと張る空気。サラッと何気に弾いてるかのギターの上手いこと。
一聴するとホンワカ脱力した印象なのに、穂乃実さんの作る歌は言葉のチョイスや言い回しがキレッキレで、一曲の完成度がえげつない。聴けば聴くほどに、これを柔らかくフワッと聴かせちゃうって本当にスゴイ。僕の「駱駝」は抽象度の高い内容だけど、穂乃実さんの「ラクダ唄」の放り投げっぷりはさらにヤバいもの。


三番手、【だあこえたかぼうきまっち】。
だあこえ(Vocal/Guitar)、たかぼう(Cajon)、きまっち(E.Guitar)
三人でのステージは、実は初めて拝聴しました。きまっちのギターリフやオブリでバンド感がグイグイと出て格好良い。この夜は《乾杯!》はなし。「湿った夜〜」「ホームシック」「月灯りの下で」「満月ロック」「僕の本当にしたかったこと」などなど、いっぱい聴けて嬉しい。
だあこえさんのステージでのくだけたお喋りは、面白れぇな、無頼だねぇ、ってイメージに加えて、シャイな一面を裏に感じさせます。照れも含めてオンもオフも全部晒して、こんなヤツです、と歌い飛ばしてくる。そもそも、シャイでないとあんな繊細な歌は書けないのです。


四番手、東山ガレージの主、【ハルノオト】さん。
ハルノオトさんの歌が作る異世界は、どの演奏順に来ても耳を持って行かれるけど、こと東山ガレージで聴く時は、ハルさんは初っ端かトリがいい。イベントを一つの物語とした時、入り口では導入部を、出口ではエンディングを、この人の歌が妖しく作る。いつも通りのハルノオトを演りながら。
僕との他愛のない雑談から生まれた、という「箱」という歌をフルコーラスで聴けた。なんて素敵なことをしてくれるんだろう。おなじみ「雨蛙」からアンコールの「映写機」まで、「映写機」はこの夜の作り人という長い組曲の4つの章の余韻を膨らませるように響きました。


楽しかったです。会いたい人で聴きたい人の三人とご一緒できて、自分だけこんな楽しくて申し訳ないってくらい。なのでぜんぜん客観的になれないのですが、お運びくださった皆さんにも喜んでもらえたと信じたい。comisole君、SLICKS準吉郎さん、聡美ちゃん、KAZUさん、他、皆さんに感謝です。美味しい差し入れも感謝感謝です。

虫の声、バイクの音、珈琲豆を挽く音、ガレージの照明、響き、全て味方にした音楽会。拍手やコール&レスポンスがなくとも、《歌》と《作った人》がそこにいて演奏するだけで、こんな高揚感が生まれてしまう。楽しい【作り人】に参加できて嬉しかった。ありがとうございました。

終演後、ガレージのスパイスカレーを頂き、皆さんと雑談に興じました。comisole君も遅くまで雑談に付き合ってくれて、楽しくだあこえさんにイジられてました。あれで皆がグッと仲良くなれた気がする。comisole君ありがとう。comisole君のCD「何度目の春」大好きです。


好日/穂乃実 
(間奏の口笛の鳥の声を、ライブでもちゃんと再現されるのです。穂乃実さんのCDはcomisole君のCD同様に愛聴しております)


月灯りの下で/だあこえ 
(もっと新しい動画を載せろ!と怒られそうです。美メロディーの名曲)


雨蛙/ハルノオト 
(東山ガレージを取り巻く田園風景にピッタリ。ハルノオトというジャンルの歌で誰もきっと作らない歌)


絵を描いて過ごす/マシス  
(老後に取ってあるやりたいこと、の歌です)



追記

作り人の企画の時に《何か手伝うことあれば言ってね》と僕が聞くと《入場SEとか、選んで欲しい》とハルノオトさん。出演者のイメージを考えて、さあ今から演奏が始まりますよ、という出囃子の音楽。これ、考え出したら楽しくて、結果、

「悩み多き者よ」/斉藤哲夫(マシス)、
「若草の頃」/カヒミ・カリィ(穂乃実)、
「Sweet Pain」/HARRY(だあこえたかぼうきまっち)、
「星になれたら」/ゆらゆら帝国(ハルノオト)、

となりました。ぜんぶ邦楽にしよう、ということだけ決めて、選んでみました。
SE候補であえなく漏れた歌たちは、この夜のBGMとして流してもらいました。


マシス