前日記で書いた通り、第192回フリーダムフォーク集会の翌日、2024年9月22日(日)、再び袋井市のライブ喫茶マムゼルへ出かけて来ました。
わがんせ企画、午後のミニコンサートへマシスにお声掛け頂きました。お誘いありがとうございます。
僕は隔月でフリーダムフォーク集会の段取りをやらせてもらってますが、そのわりに自分の歌をマムゼルでガッツリ歌うのって、気づけばずいぶん久しぶり。この日は自分の今演りたい曲を演りたい順に歌おう、と楽しみに挑みました。
知ってるお名前とはじめましてのお名前がズラリ。注目すべきは音緒さん。昼のイベントで音緒さんとご一緒できるのは珍しい。むらちゃんは昨年に一度、一緒に演奏させてもらって楽しかったので、こちらも会えて嬉しい。夢芽グループおなじみのもーもーず、OFCもご一緒できて嬉しい。


主催【わがんせ】さんの演奏と挨拶よりイベントスタート。今日は個性的な面子に声をかけました、なので皆さん思いきり演奏ってください、というご挨拶の言葉。
オールディーズのポップスにオリジナル曲と、わがんせの世界を披露。

続いて、フライヤーにお名前はないけど、マムゼルでバイトをされてる女性も歌ってくれました。お名前失念失敬。

【あーちゃん】
はじめましての演者さん。オカリナのキレイな音は鳴った瞬間に耳を捕らえます。午後の日射しとオカリナの音に浄化されそう。こんなん聴いてたらみんなキレイな心になっちまう。

余談ですが、開演前に音緒さんに、昼間のライブだと自分が浄化されちゃわない?と話しかけると、されないんだこれが、と笑ってました。限りないものそれは欲望。

【マシス】
演奏の反省は後ほど。先月ライブが台風で中止になった鬱憤を晴らしました。

【もーもーず】
一曲目の「狼のブルース」、桑原さんが歌うと泉谷の曲かと思ってしまう。杉山さんのギターフレーズもご機嫌。「翼なき野郎ども」とびっきりの女に会いに行こう!

【音緒】
三曲目の「まんまる」で音緒さんの歌と聴き手の耳がガチっとハマる音がしたようだった。音緒さんの歌はどれもメロディがいい。そしていつも新曲を歌ってくれる姿勢がいい。曲によって最近はキーを下げ言葉を伝えるようにしてるとか(本人談)。この日のハーモニカ冴えまくり。

【むらちゃん】
ギターも弾けてピアノも弾く。そして歌う。こんな良い曲があるんだよ大好きだから皆さんに知ってほしいんだ、と言わんばかりに、語って、歌う。
ジャニス・イアン「STARS」の繊細さを男性が歌う妙。区麗情のナンバーでは頬に汗を流して熱唱。

そして再びフライヤーにお名前のない方が、OFC長谷川さんのギターで一曲。

そのまま【OFC】の演奏へ。
ご夫婦ユニットですが、奥さまもきよしさんも、二人とも大変素敵な歌声をされてます。強く張りすぎず柔らかく、なのに凛としてベタベタしていない。風のナンバーにピッタリ。客席の拍手と共に盛り上がりました。


この日のマシスの演奏ですが、皆さんの演奏を聴きながら出番を待つうちに、ふと、なんか変わったことしたい、と思い、急遽セットリストを替えました。

出番直前に同じテーブルに居たむらちゃんに耳打ちして、急遽参加要請。
テンションのコードを優しく適当に弾いて、とだけ、むらちゃんにお願いして、詩(詩と呼べるものか?)を一節、朗読しました。

友部正人や佐野元春の朗読パフォーマンスが好きだったので(わがんせも音緒さんも語りをやってますね)、自分もギター弾きながらの詩の語りを出来ないか、と以前より漠然と思ってたのです。が、練習してみるもこれがえらく難しい。

今回むらちゃんの素敵なピアノのおかげで、拙い朗読をちょびっと格調高いものにしてもらえた。むらちゃんありがとう。

詩の内容は、二年前の九月の出来事の覚え書き。あの時はひどい目にあったけど、当時、音楽友人のみっこちゃんが、歌にしちゃえばいいよ、と言ってくれて、とても歌にはならんよー、とその時は笑って応えたけど、ふと、そういえばあれは九月だったな、もう二年経つのか、と、みっこちゃんの言葉を思い出して、覚書を朗読用に推敲してみたのです。


わがんせユカさんが動画を撮ってくれて、送ってくださったので、自分で後からこの時の演奏を観て、反省できたのがありがたい。朗読はまた機会があったら、練習してみます。


【2024年9月22日マシス演目】
・チュロス
・絵を描いて過ごす
・泥水の花(朗読 with むらちゃん)
・おりこうさんが荷物を積んで


マムゼルで一度も歌ったことのない、ここ一年、二年のうちに作った歌を歌いました。



マシス