ここ数年、毎日のようにタブレットで無料マンガを読んでいたのを、すっぱり止めました。あれって毎日少しずつ面白いマンガの無料部分が更新されるので、それを追っかけるのが習慣づいてしまって、気づけばすっかり中毒状態。電子書籍ジャンキーでした。

あまりにも毎日タブレットにかじりつく時間が増えてしまって、画面を見すぎて目が痛くなってたから、自分でもこれは良くないぞと思いつつも、止めるに止められなくてズルズルと読んでたのです。が、この夏に二日間ぶっ倒れて、タブレットの画面を観ると気持ち悪くなる時間があって、それを境にして止められました。風邪を引いて煙草が不味いので禁煙できた、という人はこんな気持ちなのかとも思いましたね。

おかげで紙の本を読む時間が戻ってきました。本を読んで目が悪くなるとも言うけれど、液晶画面を見るより絶対に良いでしょう。

電子書籍はとりあえず卒業。電子書籍から面白いマンガや小説をいっぱい知れたので、そこは感謝してます。


最近買ったマンガ、「葬送のフリーレン」第11巻、そして「舞妓さんちのまかないさん」24巻。どちらも電子書籍の無料版で知ることができたマンガです。電子書籍で知らなければ読んでなかったかも。どちらも知れて良かった作品です。
電子書籍で読んで、面白い、と思えば、紙の本で手元に置きたくなる。そして手にとって何回も読み返します。いや、逆に読み返したいからこそ手元に置きたいのかもしれません。紙で持ってれば電池が切れても本は読めますから。

「葬送のフリーレン」は黄金郷のマハト編がようやく完結。断頭台のアウラとの対決に続く、最大の盛り上がりを迎えたといっていいでしょう。ずいぶんと話を引っ張ったなー、と少しだけ思うけど、これは仕方がなし。フリーレンが敵わないという敵に立ち向かい、勝機を見出すためには、読んだ人が納得できる理由と理屈がなければいけない、と作者は思ってるのかにように、理の積み上げがもうバカ丁寧です。そりゃあ長くもなるわ。

あれがあって、ああなったから、あれがわかって、だからこうすると、こうなる、だから勝機に繋がる。もちろんマンガなので、理と言っても絵空事の上ではあるのだけれど、この理がパズルのような理でなく、圧倒的に強い敵に勝つためには、という説得力を描いてくれてる。それこそ無敵の鬼舞辻無惨を倒す方法のように。面白かったです。次の巻もまたヤバそうですね。なんてとこで終わってるんだ。

フリーレンのアニメは来週から。そちらも楽しみです。

初回放送が金曜ロードショーで2時間だなんて、始まってもないうちから鬼滅並みに期待されてるなーと思います。

「舞妓さんちのまかないさん」24巻は、前の巻より続いた市のおかあさんの過去編完結。すごく良かった。読んで少し泣いてしまうくらいジンときました。

すごく良かっただけに、ちょっと気になったのが、百子さんが市の屋形に何年も訪れていない、という話。これは変です。おそらく連載してて後付で膨らんだエピソードでしょうが、百子さん5巻でキヨちゃんに会いに屋形に来て、みんなと一緒にお昼も食べたハズなのに、訪れてないことになっちゃってる?これはアニメでもバッチリやった場面なのに。仮に今アニメ化するとなったらこのエピソードは修正が入るでしょうね。この時はおかあさんには百子さんは会ってない、って意味で、ご無沙汰してるとしたのかもしれないけど、それはちょっと苦しい。

でも、そんな些細なアラをものともせず、23、24巻のお話はいいです。作者の、こんな素敵なお話の展開が浮かんでしまったら、前に描いた話と矛盾しようが描くしかない!って気持ちもわかる気がします。


字の本も読む時間が増えてきました。買っておいてなかなか読み進められなかった本が、電子書籍を断ってまた読むようになった。
「風と行く者」上橋菜穂子

守り人シリーズは完結してから番外編が書かれてますが、僕は長編の余韻だけで良いと、そちらは読んでません。しかし、今回は帯の《シリーズ最新長編にして最高傑作》に惹かれ、まんまと購入。面白かった。最高傑作かどうかはおいて、バルサに、タンダに、ジグロにまた会えた。おそらく最後の守り人シリーズかもしれない本書。そう思うと未購入の番外編も読みたくなってしまいます。

そして、これは文庫化されてすぐ買った一冊。
「砂の果実」売野雅勇

80年代にヒット曲を連発した作詞家、売野雅勇の自伝本。これはハードブックで借りて読んでたけど、文庫で買って正解。ずーっとカバンに入れてあって、事あるごとに読み返してます。この本がカバンに入れてあるだけで、あたかもチェッカーズや中森明菜のヒット曲をカバンに詰めて持ち運んでるような気分になれます。

売野雅勇って、僕は苦手な作詞家でした。読めばすぐそれとわかる《売野節》が昔はとってもクセが強すぎると思って嫌ってましたが、今はこういうアクの強い歌詞も楽しめるようになってきた。作曲家の佐藤隆もそう。アクの強さこそ実は良さだったと思える。

僕は実は売野雅勇をもっとちゃんと意識してなきゃいけなかった、と読んでて思いました。もっともっと売野雅勇を目指しておくべきだった、と思わされる本でした。



この週末、土曜日は地元町内会の四年ぶりの敬老会でスタッフ(司会進行役)をやってきました。
夜勤明けだったのですが、朝帰宅して、急いで着替えて、そのまま会場へ駆けつけました。

おじいちゃんおばあちゃんと子どもたちが楽しそうで良かったです。敬老会の間は不思議と眠気はこなかったけど、終わったあとドロのように眠りました。

翌日の日曜日は、時差ボケの頭を無理やり起こして地元町内会の草刈りの班へ燃料とお茶とアイスを届けに。



行ってみたら、草刈り役の班に休みが多くて人手が足りないというので、急遽お前も手伝え、と草刈りを手伝うことに(ヒドイ話だ)。朝から大汗をかいてきました。このあと仕事だというのに。

そんなわけで、休んだ気がしない週末ですが、忙しく身体を動かしてたほうが不思議と体調がいい気がします。

あれやれ、これやれと、いっぱいあった町内会の行事が一個づつ片付いてきて、徐々にお役目の終わりに向かってる実感。あと半年の辛抱だ。



マシス