2月5日の日曜日、我が町森町でロードレース大会が開催されまして、体協理事の僕は朝からスタッフとしてお手伝いに行って来ました。
交通整理の役ということで、曲がり角のところで半日ほど警棒を振ってきたのです。
曲がり角のところでー。
選手を誘導するため警棒をずっと振っていて、腕がなんとなくダルいです。でも暖かい日和で何よりでした。この日の森町ロードレースには1800人も市民ランナーが参加されたそうです。わざわざ森町まで走るために集まってくださるなんて、ランナーて人種の皆さんはなんと凄いと思いました。
警棒を振りながら見ていると、地元の知り合いも何組か走ってましたね。学校の後輩や職場の同僚が僕に気づいて手を振ってくれました。手を触れる余裕は大したもの。いや、走れるってだけで尊敬する。
事前のスタッフ打ち合わせで、最終ランナーが通過したら警備の皆さんは各自で帰ってくださいねー、と聞いてたので、上手くしたら予定時間より早く帰れないかしら、とちょっと思ったのですけど、交通規制の終了時間が近づいてもぜんぜんランナーが途切れない。甘かった。先頭ランナーとラストの方でタイム差が一時間半以上あって、すごく縦に列が伸びてたようです。でもランナーの走る速さによってそれくらいの差が出るのは当然のことで、結局はお昼までかかった。参加した皆さんお疲れ様でした。
午後は連れ合いと娘は観劇にお出かけするというので、時間が空いた僕は久しぶりにHeart Warm Companyの主催する【MUSIC ASSORT】を観にマムゼルへ寄せてもらいました。
ゲスト演奏はEightTreeから。
楽しい午後になりました。昼間のイベントってのも良いものですね。夕飯までに帰れるってのが健全でいい。ここ最近のミュージシャンの訃報のニュースで気分が落ちてましたが、マムゼルで遊ばせてもらってずいぶん持ち直しました。程良く緩くて良い午後だった。皆さんお疲れ様でした。
幸宏さんのアルバム『ONCE A FOOL..』を僕はこれからもずっと聴くと思います。今日オープンマイクで歌った「仕事を終えた僕たちは」は、機会があったらまた歌ってみたい。
シーナ&ロケッツのアルバム『ROCK ON BABY』をここのところずっと聴いてました。阿久悠の全曲作詞で話題になった作品ですが、ロケッツと阿久悠の異色コラボはそれほど上手くいってると思えなくて、どこかギクシャクした印象を感じるアルバムではあります(そこが面白いとも言える)。でもお互いこの異種格闘戦みたいなコラボを大いに楽しんだそうです。
阿久悠は交流のないロック畑のミュージシャンに詞を依頼されてすごく嬉しかったと著書に書いてます。鮎川夫妻が外出先より帰宅したら、阿久悠から送られた歌詞のファックス用紙が部屋にとぐろを巻いてて凄い状態だったらしい(この用紙を夫妻は神棚に飾ったとか)。
ロケッツの演奏は最高にご機嫌、阿久悠の詞もなかなか気合い入ってるのですけど、残念ながら多くは言葉をメロディが活かせてないしメロディも立ってないと思う。ロックだから勢いでガーッとやったのはいい。けど、ちょっと勿体ない感はあります。
しかし!シングルになった「ロックの好きなベイビー抱いて」。これだけは奇跡の一曲。歌詞もメロディも演奏もこれしかあり得ないという名曲で、僕はこれこそロケッツの最高傑作だと信じます。聴くほどに胸が熱くなるし、泣ける。
愛したから お前ができて
愛があるから お前を産んで
いろいろあれこれ言われたけれど
ロックでこの世が回るまで
人間信じて頑張ろうね
明日も未来も必ず来るよ
ロックで話ができるまで
人間愛して笑ってようね
(ロックの好きなベイビー抱いて/シーナ&ロケッツ)
緊急入院したというPANTAも早く元気になって欲しいです。ホント、パンタまで連れていかないでくれと瞬間に考えましたもの。頼みますよ神様。