先月、音楽食堂Mでのイベントでご一緒させていただいたboccoyaの坪井さんが、ギタースタンドを作ってくれました。マイ・スタンドです。
イベントに手軽に持ってけるような、かさばらないスタンドがひとつ欲しかったのです。音楽食堂Mの西田さんを通じてお願いしていたのが出来上がったということで、先日受け取りに行って来ました。

ネーム入りのスタンドなんて、いかにもオーダーメイドって感じで嬉しい。僕は自分の持ち物には《ましす》と平仮名で名前を書いてるので、スタンドも平仮名でお願いしました。今思えば片仮名のマシスでも良かったかな。
木製のパーツが二つ、お互いをクロスさせるだけ。シンプルな作りです。
楽器との接地面には緩衝材が貼ってくれてあります。

ギターを乗せるとこんな感じ。
ギターを置くとガチッと安定します。名前入りでギタースタンドが三千円ならとっても手頃価格です。

坪井さんありがとうございました。これから存分に使わせてもらいますね。
(最初の投稿で、スタンドの組み方を勘違いしてたので写真訂正しました。頭の悪い勘違いで恥ずかしい)

Mの名物のカレーでお昼ご飯。
チキンカレー美味かった。夏のカレー最高。

Mの西田さんはギターのチューンアップもされてます。Mチューンを施したギターはてきめんに《鳴る》ようになるそうで。来る時にギターを持ってくれば見るよ、と西田さんが言ってくれたので、じゃあそちらも、と、お願いすることにしました。

でも、はたして、僕のギターに改善の余地があるのか?とドキドキしながら、西田さんにギターを渡すと、西田さんちょちょっと弾いて《うん、鳴るようになるね》と仰り、作業するねー、とスタジオの奥に消えてゆきました。

数十分後、《だいぶ変わったと思うよ》と返してもらったギターを弾くと、なんじゃこりゃー、ってくらい、音が大きくなってた。ボーンと弾いた弦の音にギターのネックや胴が震えてるのが手に伝わってくる。

いや正直、僕、普段そんなにギター弾いてない怠け者だから、ギターのチューンアップなんて猫に小判、音の違いなんてわからないかも、と思っていたけど、音の違いとかゆう前に、音がデカい。ジャンと弾くとドゥワンと鳴る(ように感じる)。ビックリ。

そういえば以前に、ヤマハのギター弾き倒しイベントで数十本のギターを試し弾きしたことがあったけど、どのギターも個体差があって、鳴るコに当たると超楽しかった。お腹に抱えたギターの胴がドゥオンドゥオンと響いて、気持ち良くていっつまでも弾いてたくなった。その時のことを思い出しましたね。帰宅して、夜勤前に寝なきゃいかんのに、ジャンジャカとずっと弾いてしまいました。

どうして鳴るようになるのか。チューン方法は秘密だそうですけど、理屈は説明してもらいました。Mチューンはクチコミで広まりつつあって、お店には遠方からも依頼の電話が来てるそうです。チューンアップもギタースタンドも、気になった方は音楽食堂Mまでお問い合わせあれ。

僕のギターはラインで使うことが多いけど、生の鳴りが変わればきっとラインの音も違うと思う。何より弾いてて気持ちいいのは楽しいです。西田さんお世話になりましたありがとう。

ぜんぜん余談。先週の引きこもり期間中、ギルバート・オサリバンの新譜が来る前に、ひとりの部屋で唯一、僕の耳が受け付けた音楽がこれ。
アラバマ・シェイクスのヴォーカル、ブリタニーハワードのソロアルバムです。今回初めて《こんなに良いアルバムだったか》と思った。アラバマ・シェイクスの1st、2ndはご機嫌で超お気に入りだけど、部屋で一人ボーッと聴くのならこれ、悪くない。

 

 

 

 

 


マシス