しばらく前より、無性に堺正章の歌声が聴きたいモードになって、YouTubeでいくつかの歌を楽しんでいました。

以前に書いた日記にて、佐藤隆の作った歌について書いた時に、マチャアキ(どうしてもこう呼びたくなる)の「二十三夜」を張り付けてから、どうも気になっていたのです。

あれ、マチャアキの歌って、こんなに良かったっけ?、と。

思い返してみますと、ザ・スパイダースの頃は別として、堺正章というと「街の灯り」「さらば恋人」の歌謡曲の人ってイメージで、それほど熱心に聴いたことがなかったのです。スパイダースだって、楽曲の良さばかり注目してしまって、ヴォーカリスト堺正章を聴く、という意識とはほど遠かった気がします。

ところが、いま改めて聴くほどに、マチャアキの声って良いなぁーってどんどん感じるようにまでなってしまった。確かにどの曲も、昭和の歌謡曲っていうか、ちょっと古いなーとも思うけど、マチャアキの歌が好きになると、どれも良く感じちゃってヤバいのです。

寺尾聰が作曲した「メリーゴーランド」は特に好き。
もろ寺尾聰ーって楽曲ですが(アレンジは井上鑑!)、メロディとマチャアキの歌声との相性が抜群です。

歌詞が寺尾聰ヴァージョンと違うのですね。マチャアキの方が自分を《僕》と呼んで、別れた恋人との偶然の再会をほろ苦く慈しんでいる。それに対して寺尾聰は《俺には珍しく忘れられない恋さ》と強がってる印象。僕はマチャアキの方が奥ゆかしくて好きですね。


動画でさんざん観て、聴いて、そうなるとCDが欲しくなります。ネットの中古CDサイトをいくつか検索すると、筒美京平が全曲書き下ろした『サウンド・ナウ!!』というアルバム(ソロ三作目)に興味が湧きました。

《モータウンサウンドと歌謡曲の融合》と謳った名盤、とのことですが、中古サイトでみつからず、Amazonでもすごい高値がついてた。

 

さすがにCD一枚に一万円出してまでは買えねぇ。


でも手に入らない名盤となると余計に欲しくなるもので、他のサイトにないかと検索したら、某CD屋で普通に定価で売ってて、エッと驚いた。思わず反射的にポチっと購入していました。



 到着してから、立て続けに七回聴いた。そして今日も朝からずーっと繰り返し聴いております。リズム&ブルースなアレンジと、若いマチャアキの歌声が味わい深い、まさに《よき歌謡曲》って感じです。


聴いた人の中には、ひょっとしたら《そんな騒ぐほど名盤?》《大したことないじゃん》と思った人もいるかも知れません。僕も最初は「さらば恋人」級の名曲が入ってないなーって第一印象。でも、もう一回、あれ?もう一回?と聴くほどにハマりました。



全12曲、まず音が良い。楽器の音が粒だってキラキラしてます。全ての楽曲の作曲とアレンジが筒美京平で、メロディは言うまでもなく素敵で間違いない。


ライナーが言うほどに、筒美京平のブラスやストリングスのアレンジが洋楽してるとは思わない。どちらかと言えば全部「また逢う日まで」っぽく聴こえちゃうんだけども、文句なしに格好良くて洒落てます。


(ちなみに作詞陣は、阿久悠が四曲、残りの八曲を橋本淳、千家和也、山上路夫、ちあき哲也が二曲ずつという布陣です)


「アップ・ダウン」のサビがちょっとダイアナ・ロスの「ラブチャイルド」っぽいですね。


「ベイビー、勇気を出して」これはご機嫌です。


聴くほどに味わい深い。こんなに良いなら、他のアルバムも聴いてみたい。しばらくマチャアキにハマりそうです。



来月、3月12日に予定してるフリーダムフォーク集会は、今後のマンボウと感染者の状況を見て、今月中に開催の有無をお知らせします。3月は決まった出演者がまだ四組で(僕も含めて)、いつもの六組まで足りてないのですけど、ちょっとこのまま様子を見させてもらえたらと思ってます。やれるかどうかわかんないのに《出てくれませんか?》とは聞きにくいもので、悩ましい。もし出たい人、いらっしゃったら連絡くださいませ。


バレンタインのチョコを連れ合いよりフライングでもらいました。僕はこのラムレーズンのチョコが大好物。スゲー嬉しい。


マシス