2021年ももうすぐ終わり、という暮れのこの時期に、一曲、駆け込みで歌が出来ました。「物語を待っている」「駱駝」に続き、この「ほしくず」で、2021年は合計三曲、新しい歌を作れたことになります(昨年は四曲で今年は三曲、まずまずの創作ペースだったと思います)。

「ほしくず」はマシスにしては珍しく、曲から歌詞まで二ヶ月足らずで書けました。たいていは曲が浮かんでからも歌詞が出来なくて、何日も何ヵ月も(時に何年も)かかったりするのに、曲が今年の11月に浮かんで、12月に歌詞が付いた。

「駱駝」も「物語を待っている」も、曲は一年以上前に作ってあったもので、「ほしくず」は曲も歌詞も、ちゃんと作りたてホヤホヤ。すごく新鮮です。新曲だって実感がある。

いつもは新曲は歌詞だけの紹介ですけど、とりあえず出来てすぐ、タブレットに向かって歌ってみたのを録画したので、そちらも添付します。マイクなしアンプなしの完全生音演奏。ホヤホヤすぎて演奏も歌もぎこちないですけど、おーこんな曲か、と思ってもらえたら幸い。

歌詞はやはりそれなりに難産しました。内容はシリアスではあるけど、楽しい歌にしたかったので、あまり重たく聞こえないように苦心したつもりです。どうでしょうか。

「ほしくず」


落ちるだけ落ちてゆく

星屑が生まれては

いつまでも

何も見えない空を

見る


紙くずを投げてみる

外れたら拾いに行く

僕たちはただ

隣に座って、笑って

眠る


鳥かごに鳥を入れて

エサ箱は日に一度きれいに

愛で食えない時は

霞を食べてようか


欲しいだけ取ればいい

汚しても構わない

いつだって

ありもしない夢を

喋って


鳥かごに鳥を入れて

エサ箱は日に一度きれいに

誰が見ていなくとも

灯りを絶やさないよ

灯りは点けてあるよ


落ちるだけ落ちてゆけ

星屑は燃え尽きて

あとはもう

ジョウロの水をかけて

それで、おしまい


部屋に戻って

隣に座って

笑って、おしまい


2021/11/17 1:06

~2021/12/30 5:50


2022年もよろしくお願いいたします。皆さん良いお年を!



マシス