昨年2020年に発売された新譜で、気にはなってたけど買いそびれたってアルバムが何枚かあります。これは悶々とします。未だに前年の未練を引きずっているようで、スッキリと2021年が始まらない気分。残尿感?
で、今年になってから少しずつ、やはりアレは欲しいって盤は手元に集めようとしてます。
ちょっとずつなので、やっぱアレはまだいいや、って気が変わるかもしれない。そのうち今年の気になる新譜が出たらそっちを優先して買っちゃうだろうし、でも、いつかは揃えたい。
さて、そうなるとまず、2020年の未練の回収は何からだ?、と自問した時、もうこのアルバム以外は考えられなかった。The東南西北のデビュー35周年記念アルバム、2020年11月21日発売の『朝露の首飾り』です。

キャリアの長いバンドの久々のアルバム、といえば、昨年はb-flowerもご機嫌なアルバムを作ってくれましたが、東南西北もまさか出してくれるとは。
伊藤銀次が自身のネットラジオ番組にて、このアルバムを激褒めしていまして(久保田洋司くんがゲストでした)、それを聞いて僭越ながら慌てて注文したのですが、これはヤバいですよ。本当に素晴らしくて、銀次さんじゃないけど《やるじゃん!》《実力あるじゃん!(銀次さん談)》って膝を打ちたくなりました。
個人的には「ライオンのように雁が音のように」「鞄に絵具を詰め込んで」が堪らないです。「スーパーロボットにもできない」「恋のマグネット」も最高。ポップなのにコードがひと癖ある東南お得意のメロディと、それに有機的に絡んで機能する歌詞がお見事。松本隆はいないのに松本隆イズムがちゃんと息づいてる。このアルバムを東南の最高傑作とレビューしてる人もいましたが、同感です。
僕がその昔トンナンの楽曲をいかに好きだったかとか、ここで改めて書きません。途中に解散期間もあったとして、デビューして35年、瑞々しさをそのままにこんな境地にたどり着けるなんて、軽く感動を覚えました。
(アルバムのダイジェスト動画。これだけじゃ伝わらない本当に楽しく面白いアルバム)
ベテランなのに新人バンドみたい。久保田洋司のあの独特の歌声が健在なのも嬉しい。こんな傑作、スルーせずに買って良かったよ。
(伊藤銀次のポップファイルリターンズというネットラジオがアーカイブで聞けます。久保田くんゲストの2回目が昨日、1月22日に放送されましたが、メチャメチャ面白い回です。是非チェックしてみてください)
昨夜1月22日といえば、チグリスさんのネット配信イベントの二回目が生放送されました。マシスの歌も流れましたよ。
こちらもYouTubeでアーカイブが観れます。マシスの紹介は51:00過ぎくらい。途中で音源の放送が飛んだり、リズムテンポが狂ったりしてますが、そこは配信あるあるでしょうし、仕方ないと思いましょう。
こうやって音源を紹介してもらえることは嬉しいです。コロナで音楽表現が制限されたように思ってたけど、新しい音源を作ろっかなってモチベーションにもなります。チグリスさんありがとうお疲れ様でした。
コロナによる世間の雰囲気は今、すこぶるよろしくなくて。コロナ恐怖を煽る風潮と、コロナなんてただの風邪だから恐れるな、という意見、そんな両極端な真実が同時に叫ばれてしまうのは、どうするのが本当の正解か誰も分かってないって証拠にも思えます。
だって、絶対に正しい対処法なんてものがあったら、もうとっくに一般に広まってることでしょうよ。結局まだ誰も正解の確証なんてないんだなって思っちゃう。
どっちの意見も鵜呑みにするのは不安です。僕らは今分かってること、やれることで、とりあえず気をつけるしかない。コロナよりむしろ風評の方が怖い。うんざりしますね。
マシス
