Heart Warm Companyが、僕の作った歌「新しい風」の演奏動画をアップしてくれました。夢華さん哲也さん歌ってくれてありがとう。
夢華さんも書いてますが、「新しい風」はHeart Warm Companyにマシスが提供した楽曲です。提供、というと職業作家さんみたいで僭越ですね。
どういう経緯で頼まれたか忘れましたが、多分《曲をくれ》みたいなことをフワッと言われたのだと思う。で、じゃあ歌ってない歌をあげるよ、という話になって、二曲ほど渡したのでした。そのうちの一曲「新しい風」が採用となったのです。
(ちなみにボツになったもう一曲「刹那によくある物語」は未だに未発表のまま)
そして、Heart Warm Companyのワンマンライブにて、バンドアレンジで披露されました。客席で聴いていて、オー素晴らしいと感激しました。
「新しい風」は何年も前に自分のユニット【あすとら】用に作った楽曲で、マシスが一人弾き語るには難しいかと(ハモる気満々でしたから)自分で演奏してなかったのです。HWCはこんな(詞もメロディもスカスカな)難しい歌をよく歌ってくれてます。嬉しい。
フリーダムフォーク集会に限らず、フォーク系弾き語りのイベントはカバー曲を演奏される方がほとんどです。そもそも誰だって初心者の入り口はカバーなわけで、日頃の練習を披露するのだからカバー中心も当然といえば当然。
そんな中で、マシスはフリーダムフォーク集会において、ずっと自作歌を中心に歌ってました。それはカバー勢が圧倒的に多かったから、僕みたいのが一人くらいいても面白かろう、と、《オリジナル至上主義です》と公言して、異端を楽しんでたのです。さぞや空気を読まない困った若造だったことでしょう。それを受け入れてくれたフォーク集会の懐の深さには感謝なのですが。
(そんな僕がいつしか主催者に)
こと日本のフォークという音楽ジャンルは、《客がシンガロングできるような演奏》を求める節があって、誰も知らないオリジナルを中心に歌う人はお客さんがポカンとしちゃう。その風潮は今でも根強いですね。知ってる歌か、一聴して口ずさめるような覚えやすいフレーズを持つ歌が強い。
(シンガロングさえできれば「異邦人」でも「木綿のハンカチーフ」でもOKなのがフォークコンサートの不思議)
そんな感じで、自作勢はずーっと少数派だったのですが、ここ何年かで、演奏者のオリジナル比率がグッと上がってきた感があります。カバーだけだった人も作り始めて、みんながオリジナルを持とうという意識を抱き始めてくれたのか、僕もだんだんと、昔ほど少数派じゃないのかも、という気に最近なってきました。
オリジナル持ってるといいねぇ、という雰囲気を広めてくれたのは、ことフリーダムにおいては、ラフレシアの貢献が大です。
夢華さんの素晴らしい歌声が《誰も知らない曲》に説得力を与えてくれて、どこへ行ってもカバーと同じようにオリジナルがウケる、という幸せな女性デュオとなってくれた。二人ともめちゃエライ。
夢華さんはHWCとラフレシアを掛け持っているので、カバー中心の明るいHWC、オリジナル中心の薄暗いラフレシア(?)と色分けが出来たのも面白かった。恐れ多いことに、ラフレシアの歌を作ったってことでマシスの株もちょこっとだけ上げてもらった。申し訳ない。ありがたや。
でも、僕はオリジナル至上主義と言ってますが、王道のカバーを演奏する演者は絶対必要だと思ってます。四半世紀前に僕がフリーダムで歌う場所をもらったように、カバー曲を練習している人にもどんどん出てもらえたら嬉しい。フリーダムフォーク集会に来られるお客さんには、懐かしい歌を聴けるのを毎回楽しみにしている方もいらっしゃいます。カバーの人がガッツリいて、オリジナルの人もいるっていうのが健全なのです。
袋井市のライブ喫茶マムゼルにて開催されるフリーダムフォーク集会においては、元気なカバー勢にこれからも頑張って頂きたいです。3月20日にフリーダムフォーク集会を開催予定(世の中の情勢次第)。現在三組ほど出演者が内定してます。もう二、三組、出たい人募集中。
マシス

