作りかけの歌の詞が書けました。作り始めてから2年半かかった。なかなか難産でした。今年初めて発表する新しい歌です。もう何ヵ月もこの一曲にかかりきりだったので、作れて嬉しい。
作っていて、これはひょっとして完成できないのでは、と何度も思いました。いつも言葉が出ねー、才能が足りねーと苦しみますけど、今作は新しい試みもしたので、余計に難産でした。
ゴールの見えないマラソンやってるみたいな気分で、後から作り出した歌にどんどん追い抜かれたりして、途中放り出したくもなったけど、諦めずにコツコツやってたらいつかはゴールできるものです。良い経験になりました。
先日、土曜日に配信をやったのが良い刺激になったのは間違いないところです。ライブをやると歌を作るのがはかどる不思議。本当はその配信で新曲として披露したかったけど、おかげで完成できたと思おう。今はこの歌を人前で歌うのが楽しみです。歌ったらまた細部を変えたくなるかもだけど、とりあえず完成。
物語を待っている、というフレーズはメロディと一緒に口に出たもので、そこから内容を膨らませていきました。もの造りをする方は無条件で応援したくなります。
長い歌を作れたので、これでしばらく長尺の大きな歌は作らなくてもいいか、と気が楽になりました。こじんまりとした可愛い歌に取りかかります。

「物語を待っている」
すべてのものがそろった
テーゼもベーゼも加味した
カメラは構図を探して
役者は稽古を重ねて
音楽が流れ始めると
いまかいまかと舞台袖
すぐにも飛び出しそうだよ
しかとその目でご覧あれ
僕たちの総合芸術
物語を待っている
物語を待っている
物語が起きてしかるべき舞台に
誰か来ないかと待っている
君のことがとても好きだよ
他の誰とも比べられない
どっちに転がるかわからない
寸足らずな運命の
脚本を書こうとしてる
おもいおもいに
ひとりひとりが
真夏の夢を 夜ごと浮かべる
恋し御方と 結ばれたり
結ばれなかったりの
一瞬を切り取ろうとしている
思っていても言わないことは
たくさんあるからね
思っていても言わないことは
たくさんあるからね
月の窓辺の下で 男は
物語を歌い上げる
裏の畑で 犬が吠える
物語に花が咲く
物語は待っている
物語を待っている
物語が持つ意味とか価値とか
細かな機微を伝えようと
不恰好なステップで
不恰好なステップで
踊り続ける
君も 僕も
吹けば飛ぶよな
ありふれてるモブシーンの中で
観客が気づいてくれるのを
いつだって待っている
照明が当たる日をいつかいつかと
待っている
思っていても言わないことは
何もないのと同じ
知らない人や 知らない国は
ないのと同じ
言わなきゃ 知らなきゃ
ないのと同じ
ないのと同じ
ないのと同じ
すべてはこんな風に始まって
終わりは必ず来るもの
長い夢を見ていたのは
君と一緒に居られたから
運命は清く正しく
集まるべくして集った
そうなるべくして出会えた
終わらせることで形になる
僕たちの総合芸術
2018/10/10 20:50
~2021/01/07 3:22
~2021/01/10 11:23
~2021/04/3 6:54
~2021/04/19 20:50
【表現の手段は、音楽や絵画、写真、
文筆、芝居、舞踊など、いろいろとあって、
映画って、それらがぜんぶ集まって
出来ていて、いわば総合芸術だな、
と思ったのが、きっかけになって
作った歌です。でもぜんぜん映画の
歌にはならなかった】
今朝撮影↓家の山で採れた筍。
マシス
