今週は日曜日から仕事してます。準夜勤なので家族と顔を合わせるタイミングがずれて、すれ違っております。日曜日に家族と一緒にいなかったことでソコソコの喪失缶があるのですが、仕事なので仕方ない。
せめて出勤前に、ひとりならではの有意義なことをしよう、とも思うのですけど、たいていはグータラして終わりです。音楽は聴けます。誰に遠慮することなく好きなCDをかける。いいものです。

井上陽水の『あやしい夜をまって』は、暮れにブックオフで見つけて買ったもの。ヒットシングルの「ジェラシー」が収録されていて、個人的には友部正人作詞の「海はどうだ」が聴きたかった。ようやく聴けるぞと楽しみにかけたのです。
が、案の定、というか予想通り、ぼんやりした印象のアルバムでした。良い楽曲とぼんやりした楽曲がチマっと並んでます。音が小さくて再生するとショボく感じます。陽水の歌いっぷりは文句なしに最高。
快作(怪作?)「My House」は大大大好きで、でも「My House」をもってしてもアルバムの全体の沈んだトーンを上げることは出来てないのが歯がゆい。「風のエレジー」も悪くないよ。でも辛気臭いです。「海はどうだ」もあんまグッとこない。
もう、この時代の陽水はそういうぼんやりテイストを引っくるめて愛した方がいいって、悟りな境地(諦め?)にもなってきます。この時期の陽水はこれがやりたかったのだから仕方ないじゃないか。
でも、声を大きくしたいのは、僕はこの辺りの井上陽水の作品(曲作りに向かう姿勢)って大好きで、とても《わかる》のですね。《『氷の世界』までは良かったのに》《やる気を感じられない》って音楽ファンも多いでしょうけど、この時期の陽水のセンスって本当に好きで、「My House」の《なんでこれをOKにしたの?》ってぶっ飛んだ歌詞もそうだし、「天使 in マガジン」の出だしのメロディとか、こういう曲ってつい作りたくなるよねーって心から頷いてしまう自分がいます。
わーからんムッ。腰が砕けますね。参った。
ブックオフ絡みを挙げれば、グレープの『せせらぎ』と『コミュニケーション』も見つけて買ってました。オール・マシスが終わって落ち着いて、ようやく聴けました。

良い音です。昨年から自分のCDを作っていたせいか、どうしてこんなに声や楽器の音が粒だつのか、と感心(それはプロの仕事だから)。グレープは幼少期からの刷り込みで、かかってれば条件反射で一緒に歌ってしまいます。聴いてると自分がキレイになる。全身が洗われてく気になります。
新譜では、マイク・ヴァイオラとザ・ナインズの日本編集シリーズを買ってます。こちらもようやく聴けました。


↑夢にこのジャケットが出てくるくらい、聴きたくて聴きたくてずっと探していたアルバムです。聴けて大満足。
みんな書いてるけど、本当にポールっぽいですよねー。
もう一枚のマイク・ヴァイオラは映画「すべてをあなたに」(トム・ハンクス監督)の主題歌を作った人。映画公開当時にラジオでかかってるの聴いて、これ新曲なの?すげぇビートルズな時代感だなと、サントラ買っちゃった思い出があります。
何十回聴いてもこの歌はご機嫌!
この日本編集シリーズは良いです。もう一枚くらい気になるのが今月末に出るので、出たら買いたい。
今日は祭日で、準夜勤ですれ違ってた家族がみんな家にいた。二日ぶりの再会を喜びました。僕は午後から仕事行くけど。

