6月30日(日)、天気、雨時々曇り。浜松POPS倶楽部にて【カタカナな三人】と銘打ったイベントが行われました。演者はユンヤオさん、ハルノオトさん、そしてマシス。この三人で、カタカナな三人。

浜松POPS倶楽部へ《会場貸してください》と持ち込んだ、初の自分たち企画(僕はタイトル考えただけで何もしてませんが)です。あたかも落語家二つ目が自分で落語会を企画するような、チャレンジのライブ、って心持ちでした(落語家になったことないけど)。

ふたを開けてみれば、日曜日の午後、足元の悪い中、たくさんのお運びをいただきました。こんな色気も愛想もない顔ぶれに、なんてありがたいことか。SLICKSの中村さんご夫妻、それにyopyさんまで来てくれて、驚いた驚いた。

《この三人がやるとなれば(都合のつく限り)来ないわけにはいかない》

と、yopyさんから勿体ない弁を賜った。おいおいおい、ありがたく嬉しくオッカナイお客様が来てしまった、と、否が応でも気が締まりました。いらん緊張も当然に増した。yopyさんありがとうございます。

定刻15時、一番手、【ユンヤオ】さんよりスタート。
この気合いの入った出で立ち。そして、この不思議な楽器による音世界と歌世界は、オープニングよりお客さんを惹き付けてくれました。説明不要見て驚け、と言わんばかり。僕だってコレわかるだなんてとても言えないけど、ユンヤオさんの表現は《もっともっともっと面白くなっていきたい》と叫んでいるようです。今後さらに面白く、いくらでも不可思議に広がっていくことでしょう。

二番手は僕、【マシス】
yopyさん写真ありがとうございます。演ろうか演るまいか迷っていた「アリストテレスの夢」を久しぶりにステージにかけました。この日に演った方がいいと思ったのです。途中トチったけど、これはまた機会があったら歌ってみたい。アリストテレスやったから全四曲で三十分、思いっきり唄いました。


三番手、トリは【ハルノオト】さん。今回初めて生演奏を観ることが出来ました。
雨蛙の歌、スリの歌、乾電池の歌、かなしみのうた、と、どの歌もハルノオトさんの描く言葉のイメージは楽しい。ギターが上手くてメロディが美しい。ハルノオトさんの歌は、歌が歌としての愛嬌をちゃんと持ってるのがとてもいい。淡々と、飄々と、歌を畳み掛けるステージは、楽曲は個性的でも姿勢は至極王道。ただただ《良い歌を聴いていただく》という、王道のソレだと感じ入りました。


カタカナな三人、無事終わりました。開演前は、もっとアングラっぽい重たい雰囲気になるかとちょっと思ったけど、イベント中、歌ってる側はとても楽しくて、意外にも客席の空気も軽く明るいものでした。これはお客さんのおかげ、そして浜松POPS倶楽部のお店の空気によるところが大きいです。そして、良い音を作ってくれたLilyさんのおかげです。Lilyさんありがとう。皆さんありがとうございました。

自分たちの音楽で《音楽をお客さんに楽しんでもらう》という至極シンプルなイベントをやらせてもらえたってのが、嬉しかった。会場にお運びくださったお客さんに楽しんでもらえたかどうか、エンターテイメントとして大丈夫だったかどうか、そこは客観的になれませんけど、楽しんでくれたと信じたい。そう願います。

終演後にSLICKS中村さんから、稚曲「マイクとアンプ」への感想をいただきました。yopyさんは「アリストテレスの夢」と「マイクとアンプ」について忌憚なくありがたいお言葉をくださいました。励みになります。ありがとうございました。

ありがとうオバケになるのはあまり粋じゃないけど、今回はやはり多謝多謝な気持ちです。ユンヤオさん、ハルノオトさん、お疲れ様でした。機会があったらまたやれますように。


マシス