CD屋の試聴コーナーでひと耳惚れしたレモン・ツィッグスのアルバムを、ただいまヘビーローテーション中。
1stアルバム『ドゥ・ハリウッド』。コレ、大好き。時代や流行りに逆行するような、あまりにもアナログで楽しいポップスです。
つかみどころのない曲構成に、美しく心踊るメロディ。変拍子に転調、オモチャ箱のような多彩な音だったり、マァー聴いててニヤニヤしちまう見事な変態ポップスです。
ネットのレビューを見ると、概ね好評。若き天才兄弟登場で往年の王道ポップス復古、なんて囃されてます。
レモン・ツィッグスはブライアン・ダダリオとマイケル・ダダリオの兄弟ユニットということで、なんと、1st発売当時は二人とも10代!(2018年現在は、お兄ちゃんのブライアンが21歳、マイケルが19歳)
この若さで、いったいどうしたらこの音楽をやれるのか。ポップス遺伝子がDNAに組み込まれてたのかしら。音だけ聴いたら70年代のアルバムと言われてもわからないですよ。
やれXTCを思わせるだ、やれELOだトッド・ラングレンだ、果てにはペットサウンズの再来だなどと、いいかげん手垢のついた眉唾モノの形容が並んでて、《またまたー》とか最初思ったけど、コレ、聴いちゃうと確かにそう言いたくなる気持ちも、ちょっとワカル。(加えて、スパークスとかパイロットの雰囲気も感じる)
メロディが難しくて容易に口ずさめないってのは、聴き飽きがしにくいってことでもあります。一度聴き出すとずっと聴ける。こんなにヘンテコな楽曲、歌うのも演奏するのも大変でしょうね。
誉めてばかりですが、あえて難癖つけるなら、ボーカルがヤヤ凡庸ってことくらいか。でも、そんなのは些細なコトです。星野源のボーカルについて今さら誰も文句をつけないように、これだけ楽しいことをやってくれてたら細かい傷などオールオッケー。まだまだ若いので、今後のボーカリストとしての成長もあり得ますしね。
逆に、この兄弟が最初からフレディ・マーキュリーやリアム・ギャラガーみたいなスターな喉を持ってたら、こういうアプローチで楽曲は作ってなかったかもしれませんしね。無い物ねだりです。
2ndの『ゴー・トウ・スクール』は先月出たばかり。
こちらはなんと、一聴してフーの『トミー』を思わせるコンセプトアルバム。でも、ロックオペラというより、ロックミュージカルか。そういうとクイーンっぽさもある。もちろんキンクスのブリティッシュな匂いも感じます。(トッド・ラングレンの名前が先ほど挙がりましたが、今作ではトット・ラングレンがゲストボーカルで参加してます)
どちらが好き、と言えば、僕は1stが好みですが、内容は甲乙つけがたい。どちらも楽しい音楽です。
ただ、こういうコンセプトアルバムにはボーナストラックは邪魔です。絶対にない方がいいと思いました。
レモン・ツィッグス、もうすぐ来日公演もあるらしい。これらの楽曲をステージでどう再現するのか、興味があります。動画を検索して観たけど、変拍子のリズムをキース・ムーンみたいにドラムを叩いていて、オオッと思いました。うーん、観てみたいものですね。行けないものかしら。
The Lemon Twigs JAPAN TOUR 2018
大阪 11月27日(火) BANANA HALL
OPEN 18:00/ START 19:00 TICKET
オールスタンディング¥6,500(税込/別途 1 ドリンク)
※未就学児入場不可
一般プレイガイド発売日:9/1(土)
[問]キョードーインフォメーション 0570-200-888
名古屋 11月28日(水) 名古屋クラブクアトロ
OPEN 18:00/ START 19:00
TICKET オールスタンディング¥6,500(税込/別途 1 ドリンク)
※未就学児入場不可
一般プレイガイド発売日:9/1(土)
[問]名古屋クラブクアトロ 052-264-8211
東京 11月29日(木) TSUTAYA O-EAST
OPEN 18:00/ START 19:00
TICKET オールスタンディング¥6,500(税込/別途 1 ドリンク)
※未就学児入場不可
一般プレイガイド発売日:9/1(土)
[問]クリエイティブマン 03-3499-6669
パワーポップスの流れで、今僕が一番欲しいCDはコレ。
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