実は学生の頃、学校の階段でよくスキップしながら降りていて(やったことありません?)、それがスッカリ癖になってしまって、今でも家の階段でついついやってしまいます。

僕が二階から降りてくると《タタンタトンが降りてきた》と家族によく言われたものでした。

こともあろうか、今、うちの小学生の娘が、僕と全く同じように階段を降りやがるのです。まさか僕の真似をした訳じゃあるまい、と思いたいけど、真相はわかりません。連れ合いからは《親子でおんなじように降りてくる》と呆れられてます。

ですから僕も、娘が二階から降りてくるのを迎えると、ここぞとばかり言ってやります。《タタンタトンが来た来た》って。


二年ほど前に鼻歌で浮かんだメロディの一つに、先ほどようやく歌詞が付きました。貯まっていた宿題がようやく一つ片付いた気分です(宿題いっぱいあるんです)。人前で実際に歌ってみてから微調整するかもしれませんが、一応完成。ヤッター。

この歌は当初、それこそ、ストーンズとかTレックスみたいなギターリフがある楽曲を目指して、メロディの仮タイトルは「ギターロック」でした。そこから歌詞を考え出したら、この二年間で仮タイトルがどんどん変わって、イメージが二転三転。結果として、ぜんぜんロックじゃなくなってしまった。

ちなみに仮タイトルの変歴は、「ギターロック」→「ガタゴト道」→「ガタンゴトン」→「タタン タトン」→「表現者の苦悩」→「タトン タトン」。

最終形は「タタン タトン」で今のところ落ち着きそうです。

タタンタトン、の言葉の響きは、大好きな絵本「ラ・タタ・タム」からの影響もあります。そして、僕と娘が階段を降りる音のイメージでもあります。

いつも通りの僕の歌ですが、創る上でいろいろとお試しもやりました。

明日の浜北森林公園でのイベントでこの歌を歌うかはまだ未定。当日の会場の雰囲気を見て決めたいと思います。
(新曲は歌詞を間違えやすいのは、ボツ歌詞が脳裏にまだ残っているからです)

「タタン タトン」

あなたと私は
少しの孤独で
お互いを暖めていた

明け透け 人まね
鏡をのぞいて
歯並びを見比べていた

タタン タトンと
雨音
タタン タトンと
靴音が
通りの向こうと
こちらで弾けた


あなたも私も
それぞれ寡黙で
したいことばかりしてきた

うたかた うたたね
目覚めて日暮れて
片時も離れずにいた

タタン タトンと
体を
タタン タトンと
ぶつけて
荷馬車が
揺れるように
恋をした
ありとあらゆる
あなたと私で


あせってもっとあがいて
やせっぽちの二人で
あれこれと悩んで
あちこちとぶつけて
流されて流れて
流されて流れて

ありとあらゆる
あなたと私で

明け透けて 
人まねて
暖めて 
うたたねた

ありとあらゆる
あなたと私で

ありとあらゆる
あなたと私で


2016/05/28 4:05
~2018/07/13 23:04


マシス