娘が最近、お気に入りの歌を僕に聴かせようとします。どんな歌?と僕が聞くと、目の前で歌ってくれるのです。ゲーム音楽とか声優アニソンとかですけど。で、それを聴いて僕は感想を言うのです。今のはいい歌だ、とか、歌詞が恥ずかしいな、とか。

 
先日言ってたのは、ひとしきり歌ってくれた後、《父さんはこういう暗い(短調の)歌をカバーして歌えばいいのよ。いつも明るい(長調の)歌ばかりだから》ですって。おお、それはなかなか鋭い。確かに、僕の(最近の)自作歌は短調のメロディが極端に少ないです。
 
あすとらの時はそれでも、長調6割に短調4割くらいの比率だったと思うけれど、ここ数年、マシスで歌う歌を作るようななってからは、ドマイナーって歌は全体の2割ないかもしれません。

 

マイナーコードの歌って、聴くのも歌うのも大好きなのですが、いざ頭に浮かんだメロディのコードを探すと、なぜか明るいコードばかり。たまにマイナーのメロディが浮かぶことがあっても、マイナーセブンスみたいに暗さの毛色を変えてあったりして、漆黒のマイナー感なんてありゃしない。



そんな僕でも、最初からちゃんと意識して、歌を作るぞ、と挑めばマイナー調も作れないことはない(多分)。自分以外の人から曲を書いてくれー、と言われて(滅多にないけれど)作ると、マイナーなのもボンボン出来る。しかし、何もないところからただ浮かぶのを待っていると、いつまでもマイナーメロディ出てこないです。不思議です。
 
 
マシス自作歌のうち、徹頭徹尾マイナー調の歌って、おそらく「記憶の森」しかない。あと「砂糖菓子」くらいか。「逃げてゆくよ」と「不自由な絵画」も基盤はマイナー調ですね。自分用ではないですけどラフレシアに提供した「心 密かに」はドマイナー。パッと思いつくのはそれくらいです。

「砂糖菓子」はギター弾きながら作ったメロディだけど、あとの曲はオール鼻歌メロディ。そのせいか「逃げてゆくよ」と「記憶の森」は使ってるコードが似てる。
 
そうなると、自分の身体の中に、これが良いこれが好き、と心から思えるマイナーコードのパターンが限られてるんじゃないか、と思う。

実際、どんなマイナーメロディを思いついても、「Your Mother Should Know」からだいぶ頂いてるね?って言われそう。だって、あんな短い歌の中に僕の好きな泣きのパターンをコレデモカとぶち込んでくれやがって、あの歌はズルイですよ。

 

Your Mother Should Know / The Beatles

 

手前ミソですが、ラフレシアの「心 密かに」は、我ながら良くできたんじゃないかと、自分でも気に入っています。大好きなEmから始まってサビはCmaj7、レベッカの「フレンズ」でも使われている黄金パターンですね。
 
心 密かに / ラフレシア

 

ラフレシアといえば、今週末の土曜日午後4時より、大東町の図書館で恒例の図書館コンサートにラフレシアおよばれしています。図書館だから「心 密かに」は演らないと思いますが、お時間のある方はぜひお運びくださいませ(マシスはおそらく家で留守番してます)。



先日のステージで、秀樹の「ちぎれた愛」を歌ったら楽しかった。Emのコードをギターに叩きつけるのは結構な快感です。いつか自分用にEmを思い切り弾ける曲を書けたらいいなと思う

 

 

 

マシス