僕が今までに所有してきたギターは、たまたまですが、全てヤマハのギターなのです。両親が昔ヤマハに勤めていたので、社員割引で最初のギター(二万円)を買わせてもらったのが縁の始まり。社会人になってAPX10を買って、今のLJX16CPとずっと使ってきました。
友達から借りパクって今も部屋で弾いているクラシックギターもヤマハですし、こうなるともう、このままきっと一生ヤマハに操を捧げてしまうのだろうな、とも思っています。浜松のヤマハにこだわるってのも体面がいいので、楽器に詳しくない自分にはちょうどいいです。
今のギターを選んでいる時に、実はマーチンとかヤイリとか試奏させてもらって、どれもホント素敵だったのですけど、LJX16CPを弾いたら、あーもうこれがいい、これで十分だと思ってしまったのですね。ヤマハのネックを掴むと、やはり手がシックリと馴染むのです。ヤマハに身体が慣れすぎてしまった。


100台以上あるっていうから、せめて30台くらいは弾いてくるぞ、と出かける時に勇んでゆきましたが、正直、僕はギター下手ですし、ずっといつまでもギター弾いていて楽しいってタイプでもないので、正直まぁ、30分も遊べたら御の字だろう、頑張って1時間かなと思っていました。そしたら、とーんでもなかった。気がついたら休憩なしで3時間弾いてました。楽しかったわー。
どのギターが良いとか全然わからないから、とりあえず片っ端から弾いてみたのです(写真はほんの一部だけ)。

しまいには、椅子に戻るのももどかしく、床に座り込んで弾いてました。
いろいろなギターの個性があって、比べるとホント楽しい。高音がキラッキラしているコや、中低音がブリブリ鳴るコ、はたまた、まるで蓄音機のスピーカーから出てるみたいな不思議な音を出すコもいたりして。
その中には、ビックリするほど鳴るヤツがいるのです。僕の弾き方との相性でもあるかのように、鳴るコと鳴らないコがいまして、鳴るコを掴んだ時の楽しさたるや、メチャメチャ気持ちいい。弾き易いとか弾き辛い以前に、ジャンとやるとドカンと音が前に飛び出してくるから、嬉しくてガンガン弾いた。
そして今回、特筆したいほど印象的だったのが、ダイナミックギターにいっぱい触れたことです。
ダイナミックギターって、フォークギターの元祖というか、要はクラシックギターに鉄弦を張った体裁なのですが、これも個体差があれど、鳴る。弾いてて思わず笑っちゃうくらい鳴ってくれる。
それこそ最初は、弦高は高いわネックは太いわ、マァ弾き辛いギターだと思ったけど、僕、終わりの一時間はずっとダイナミックギターばかり弾いてました。弾きながら《なんだこれスゲー》って笑いが止まりませんでした。
帰りにアンケートで、どれが良い音をしていたかを書くアンケートがあったのです。
FG-400J(黒ラベル)。これが僕は一番バランスがいいと思いました。高音も低音もガツンと前に出て、すごく優等生なイメージ。もし僕が一本だけを手元に置くならこれがいいです。

ダイナミックギターNo4。本当に弾いていて気持ち良かった。周りで試奏されていた方が、《それ、すごく鳴ってますねぇ》と僕に話しかけてきたくらい(調子にのってガンガンやったのでうるさかったかも)。家にもしコレあったらずっと弾いていそうです。ダイナミックギター良いなぁ。

FG-180(赤ラベル)。弾いてすぐ気に入りました。ちょっと弾いただけですごく鳴って、なんと言うか、懐かしい響きです。そういう味のある音のエフェクターに通したかのような良い音が、自然にボディから鳴ってました。
慣れないギター三昧な半日で、身体にたくさん良いものをインプット出来た気分です。指が痺れてしまったけど、またこれがあったら是非来てみたいですね。
ここ数ヶ月、ライブを立て続けに観て、今日もたくさんギターに触って、いわばインプットばかりの日々でしたが、だいぶ良い栄養が身体に貯まってきて、そろそろアウトプットの蛇口を開けられそうな気がします。ジャンプ前の屈伸状態になろう。そして良いものを外に出していけるよう頑張ろう
マシス







