最近の娘の読書量には目を見張るものがあります。この間、読んだ小説のタイトルを交互に挙げていく古今東西を二人でやってみたら、お互いに三十タイトルくらい挙げて、タイムアップ。勝負がつきませんでした。
読んだ本、ってのがミソでして、タイトルだけ知っていても読んでいない本は不可!としたのです。それなら僕は負けるはずはないだろう、と、正直思っていたのですけど(シリーズものは一作と数えていたのに)この結果ですから、危なかったですよ。年間読書量なら、今、間違いなく僕は娘に負けてます。
昔から僕は推理小説が好きなのですが、20代の頃に比べてずいぶん手に取ることも減ってきました。当然、新しい作家さんなんて全然開拓してなかった。
ミステリーって読んでいてエネルギーを使うので、元気でないと読めないのです。ましてや知らない人の本でハズレを引くとドッと疲れますので、読むのはどうしても好きな作家さんばかりに偏りがちです。
(音楽も同様、歳を取ると冒険するのが億劫になり、選択が保守的になる人が多い気がします。刺激よりも聴き馴染み優先ってところでしょうか)
でも、何がきっかけか忘れましたけど、最近になってまたミステリーが読める気分になってきました。古本屋で未読な小説をゴソッと買い貯めるクセが戻ってきたのです。買ってすぐ読める本とそうでない本がありますが、このミステリー熱は懐かしくて、嬉しい。

大崎梢って作家は初めて読みましたが、この「配達赤ずきん」は僕はかなり好きな本です。この手の連作短編ミステリーは数多ありますけど(北村薫より派生する日常ミステリー、創元のお手前ですね)、日常(書店)の何気な謎解くホンワカミステリーかと思いきや、結構な事件に展開して、ちゃんとガッツリ《ミステリー読んだ!》って満足を読後にくれるのがいい。
創元推理文庫の背表紙を見ると、今でも胸がときめきます。遅れてきた読書好きの僕にとって、創元とは面白い小説のブランドみたいなものでした。本屋で創元の棚を見ることが楽しみだったものです。
急なお知らせですが、今週末の日曜日、4月1日にららぽーと磐田の島村楽器にて、少しだけ歌わせてもらうことになりました。
とある方より、申し込み用紙を頂いたのがきっかけです。昨年のk-mix のオーディションもそうでしたけど、こういうの、自分から申し込み用紙を取ることがなかなかない。いいチャンスを頂きました。島村楽器のイベントに参加するのって、実は初めてなのです。
今度の日曜日の午後にららぽーと磐田では、僕の歌が聴こえるかもしれません。うるさかったらごめんなさい。もし通りすがりましたら、耳を傾けてやってくださいまし
マシス


