月曜日に観た友部正人さんのライブの感想を書きます。
昨夜の火曜日は名古屋の徳三でのライブだったそうで、東海地区2daysとなった友部さんです。こちらは浜松のエスケリータ68、僕にとってもすっかりお馴染みになったハコでのライブを堪能しました。

2017/11/27 友部正人 at エスケリータ68
【第一部】
さわがしい季節
ただそれだけで(新曲)
イタリアの月
6月の雨の夜、チルチル・ミチルは
From Brooklyn
モスラ(新曲)
あるあの美しい町では(新曲)
中道商店街
こわれてしまった一日
【第二部】
SKY
クジャクのジャック
電車の中では何もしない(新曲)
ニューヨークの憂鬱(新曲)
隣の学校の野球部
朝は詩人
新曲(タイトル不明)
マオリの女
僕は君を探しに来たんだ
【encore】
枕の月(新曲)
《十二月まで/あと一週間ともなれば》と歌われる「さわがしい季節」でスタート。時期がピッタリだからきっと歌うだろうな、と思っていたら、オープニングから飛び出しました。まさに十二月の一週間前なシチュエーションで聴けた。してやったり。
いつも無口な友部さん、サングラスはかけていても、この日はお喋りはヤヤ多めだった気がします。歌の合間で唐突に、
“そういえば、思い出した…”
何を言うかと思えば、
“エスケリータは、ノリが良いんだった”
と、笑顔の友部さん。馬鹿騒ぎをしているのは僕の居る一角(マシス、だあこえ、音緒、タカベヒロシ)だけかも、と思いつつ、イエーイ。
セトリを見てわかる通り、新曲を今回もたくさん聴かせてくれた友部さんです。しかし、音源化されてない新曲をこんなにステージにかけるミュージシャンって、珍しいですよね。
たいていのミュージシャンは、キャリアを重ねるにつれてステージでお約束の歌が増えていくものです。《あれを聴けないと納得しない!》ってファンが望むからでしょうけど、友部さんは毎回必ず新しい歌を中心にセットリストを組んでくる。これって凄いことだと思います。
もちろん《お気に入り曲が聴きたかったな》って思いはお客さんそれぞれにあるでしょう。けど、新しい曲でお客さんをちゃんと楽しませるんだから、僕としてはこれも大歓迎です。
僕個人的には、今回は「イタリアの月」が新鮮に響いてきました。何気なく聴いていた歌が、ライブで聴くことによって特別な一曲になる。何度足を運んでもこういう体験を友部さんはくれるのが嬉しい。
そして、最近の僕の泣きツボ「中道商店街」。《こんな風に笑う人もいるんだな》のフレーズでブワーッと涙腺崩壊。やべぇ、と思って周りに気づかれないように泣いてたけど、今回のライブを企画した中村さんにバレてた。くそう。
新曲の内容がとんがっていた、との感想を言っていたのは中村さん。確かに、アメリカで起こった事件を切り取った「ただそれだけで」の《僕は白人じゃない/ただそれだけで》だったり、中東の国を思って書いたという「あるあの美しい町には」の《子供たちの命より大切なものが》なんてフレーズは、とても印象に残る。こういう内容を友部さんが歌うと誰より胸に刺さります。
思ったのですけど、シリアスな(尖がっている)歌が多く感じたのは、それだけ近年の友部さんが日常で不穏な空気を感じてしまっていた、ということでしょう。
歌を作る、ってことは、僕なんて特別素敵なことをやってやろう、と気負ってしまうところが少なからずありますが、友部さんはおそらく、目につくモノ感じたことをメモを取るように歌にしてしまう。歌への取り組み方がもう生活そのもの、って感じなのだろうと想像します。
タイトルはわからないけど、ジョン・レノンのストロベリーフィールドは実際に二か所、リバプールとニューヨークにあるという内容で《木立が孤独を抱きしめる場所》と歌っていたフレーズも痺れましたね。何でそんな素敵な言い回しが出来るのでしょうね。
村上春樹が書いた新聞コラムの話から、テロリストも革命の歴史の中で英雄と呼ばれた史実がある、視点によって見方はいろいろあるものです、と話されてました。
“先日、元○○のギタリストだった人の歌を聞いたけど、彼は完全にイギリスの目線で書いていて、テロリストを【敵】と言ってしまっていて、、ずいぶん偏った見方だなぁと思いました”
とても印象的な話でした。で、そんな友部さんが「隣の学校の野球部」みたいな歌を歌うから、面白い。
《若い男の怒鳴り声ほど/気持ちの悪いものはない》のフレーズで、観客大喜び。拍手喝采。なんて痛快な歌か、と思う。“あの歌(「隣の学校の野球部」)は偏見だけど、言い切っちゃってるのがいい!”とは、だあこえさんの談。心より同感です。
いろいろ書きたくなる濃い濃い夜でしたが、とりとめなく書いて長くなったので、この辺で。この夜のこぼれ話は別に書きたいと思います
マシス
昨夜の火曜日は名古屋の徳三でのライブだったそうで、東海地区2daysとなった友部さんです。こちらは浜松のエスケリータ68、僕にとってもすっかりお馴染みになったハコでのライブを堪能しました。

2017/11/27 友部正人 at エスケリータ68
【第一部】
さわがしい季節
ただそれだけで(新曲)
イタリアの月
6月の雨の夜、チルチル・ミチルは
From Brooklyn
モスラ(新曲)
あるあの美しい町では(新曲)
中道商店街
こわれてしまった一日
【第二部】
SKY
クジャクのジャック
電車の中では何もしない(新曲)
ニューヨークの憂鬱(新曲)
隣の学校の野球部
朝は詩人
新曲(タイトル不明)
マオリの女
僕は君を探しに来たんだ
【encore】
枕の月(新曲)
《十二月まで/あと一週間ともなれば》と歌われる「さわがしい季節」でスタート。時期がピッタリだからきっと歌うだろうな、と思っていたら、オープニングから飛び出しました。まさに十二月の一週間前なシチュエーションで聴けた。してやったり。
いつも無口な友部さん、サングラスはかけていても、この日はお喋りはヤヤ多めだった気がします。歌の合間で唐突に、
“そういえば、思い出した…”
何を言うかと思えば、
“エスケリータは、ノリが良いんだった”
と、笑顔の友部さん。馬鹿騒ぎをしているのは僕の居る一角(マシス、だあこえ、音緒、タカベヒロシ)だけかも、と思いつつ、イエーイ。
セトリを見てわかる通り、新曲を今回もたくさん聴かせてくれた友部さんです。しかし、音源化されてない新曲をこんなにステージにかけるミュージシャンって、珍しいですよね。
たいていのミュージシャンは、キャリアを重ねるにつれてステージでお約束の歌が増えていくものです。《あれを聴けないと納得しない!》ってファンが望むからでしょうけど、友部さんは毎回必ず新しい歌を中心にセットリストを組んでくる。これって凄いことだと思います。
もちろん《お気に入り曲が聴きたかったな》って思いはお客さんそれぞれにあるでしょう。けど、新しい曲でお客さんをちゃんと楽しませるんだから、僕としてはこれも大歓迎です。
僕個人的には、今回は「イタリアの月」が新鮮に響いてきました。何気なく聴いていた歌が、ライブで聴くことによって特別な一曲になる。何度足を運んでもこういう体験を友部さんはくれるのが嬉しい。
そして、最近の僕の泣きツボ「中道商店街」。《こんな風に笑う人もいるんだな》のフレーズでブワーッと涙腺崩壊。やべぇ、と思って周りに気づかれないように泣いてたけど、今回のライブを企画した中村さんにバレてた。くそう。
新曲の内容がとんがっていた、との感想を言っていたのは中村さん。確かに、アメリカで起こった事件を切り取った「ただそれだけで」の《僕は白人じゃない/ただそれだけで》だったり、中東の国を思って書いたという「あるあの美しい町には」の《子供たちの命より大切なものが》なんてフレーズは、とても印象に残る。こういう内容を友部さんが歌うと誰より胸に刺さります。
思ったのですけど、シリアスな(尖がっている)歌が多く感じたのは、それだけ近年の友部さんが日常で不穏な空気を感じてしまっていた、ということでしょう。
歌を作る、ってことは、僕なんて特別素敵なことをやってやろう、と気負ってしまうところが少なからずありますが、友部さんはおそらく、目につくモノ感じたことをメモを取るように歌にしてしまう。歌への取り組み方がもう生活そのもの、って感じなのだろうと想像します。
タイトルはわからないけど、ジョン・レノンのストロベリーフィールドは実際に二か所、リバプールとニューヨークにあるという内容で《木立が孤独を抱きしめる場所》と歌っていたフレーズも痺れましたね。何でそんな素敵な言い回しが出来るのでしょうね。
村上春樹が書いた新聞コラムの話から、テロリストも革命の歴史の中で英雄と呼ばれた史実がある、視点によって見方はいろいろあるものです、と話されてました。
“先日、元○○のギタリストだった人の歌を聞いたけど、彼は完全にイギリスの目線で書いていて、テロリストを【敵】と言ってしまっていて、、ずいぶん偏った見方だなぁと思いました”
とても印象的な話でした。で、そんな友部さんが「隣の学校の野球部」みたいな歌を歌うから、面白い。
《若い男の怒鳴り声ほど/気持ちの悪いものはない》のフレーズで、観客大喜び。拍手喝采。なんて痛快な歌か、と思う。“あの歌(「隣の学校の野球部」)は偏見だけど、言い切っちゃってるのがいい!”とは、だあこえさんの談。心より同感です。
いろいろ書きたくなる濃い濃い夜でしたが、とりとめなく書いて長くなったので、この辺で。この夜のこぼれ話は別に書きたいと思います
マシス