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先月購入した友部正人と広田稔による詩画集『風のあしもと』がとても好きだ。何度となくパラパラと読み返して、その都度、良いなぁと感じ入ってしまう。

ひとりの時は口に出して詩を読んでみる。子供に読み聞かせをするように。噛み締めて、読む。

そうやって詩を口の中で転がしていると、平面だった言葉の風景がいきなり目の前に立ち上がってくる。あたかもモノクロの世界に色がついて、自分が写真の中に飛び込んだかような気分になる。

絵は言葉の添え物ではなく、その逆でもない。絵と詩はまるでアパートの隣人のように距離を保って、お互いを意識しながら影響され合っている。この絵と詩が仲の良い隣人だということは一読してわかるところだ。
(詩人と画家の仲は言うまでもない)


いままでに詩集や画集は買ったことがあるけど、絵と詩の作者が別々の詩画集、ってのは初めてだから、余計に新鮮なのかもしれない。

詩画集、ってネーミングはちょっとお得な響きだ。まるでリンス・イン・シャンプーみたいに。実際に読んで贅沢な心持ちになれる。本の造りもとてもしっかりしたもので、隅々まで丁寧によく出来ていて好感。制作者の熱が本の重さから伝わってくる。


ふと、そもそも“詩画集”なんて言い方はあるのかしら、と、いま思った。表紙を見ると、ちゃんと『友部正人と広田稔による詩画集』とある。

余談だけど、そういえば昔、星野富弘の詩集にも著者の描いた絵が添えてあったな、と思い出した。いや、あちらは絵に一言添えてみた、といったニュアンスが強いか。


この本に挟まれていた栞がまた、とても可愛い。

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こんな小品まで凝っているのかと思うと、頬が緩む。けど、こんなモノうっかりするとすぐ落として無くしてしまうだろう。気をつけなければ。



↑友部さんにかぶれた文章で日記を書いてみました。

11月の最後の月曜日、友部さんが再び浜松に歌いにきてくれます。とりあえず職場の有休届けに丸を入れておきました。今から楽しみです



マシス