歌詞を書いていて、ひとつの歌の中で"君"と"あなた"が混在しそうになる時があります。メロディに上手くハマってしめしめと思っていると、後から、あ、しまったと思う。同じ歌の中で相手への呼び方が君だったりアナタだったりとコロコロ変わるのはケシカラン、という訳です。
 
ちょっと考えればもっともな話ですので、自作では気をつけようとするのですが、一度ハマった言葉を別に置き換えようとするのは大変なことで、僕みたいに鼻歌で歌詞を書いているとままあることなのです。
 
この手のお手本?で勇気をくれるのが小田和正の楽曲です。小田さんの歌ではちょこちょこ呼称の混在があります。
 
 
キミのためにいま何ができるだろう
大切なアナタのために
(「私の願い」/off course)
 
ふりかえらないで
いまキミは素敵だよ
僕の行くところへ
アナタを連れてゆくよ
(「YES-YES-YES」/off course) 
 
 
キミとアナタが混在していようと、ぜんぜん気にせずに僕は歌を楽しんで感動してましたから、歌ってのは不思議なものです。だって、「YES-YES-YES」なんて、もうこの歌詞以外の歌詞なんてありえないですもの。小田さんがやっているなら僕もそれほどメクジラ立てずとも、と思いますけど、意識しちゃうと知らん顔はできないもので、難しいですよ。
 
 
こんな動画を見つけて、ちょっと笑いました。


たまらん歌唱です。子供の声には弱いなぁ。頬筋が緩みっぱなしですよ。僕も学生時代は自転車に乗りながらこんな風に「YES-YES-YES」を熱唱していたものでした。(高い声はとても出なかったけど)
 
 
ずいぶん前に録画してあった小田和正のインタビュー番組を観ていまして、すごく面白かった。インタビュアーのアナウンサー(男性の方)、おそらくはガチのファンでしょう。小田さんが《良い質問だね》とか《そんなことよく覚えてんな!》と言っていたのが印象的でした。
 
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小田さんも、もう70歳なのですね。このインタビューの時点では69歳、インタビュアーは“信じられない。ウソでしょ”と言ってましたが、本当にここ20年くらいイメージが変わらない。アンチエイジングな小田さんです。
 
 
話は違いますが、その昔、タモリが笑っていいともの特番か何かで、《(テレフォンのゲストで)今までで困った人って誰ですか?》と質問された際、、笑顔で《それはもちろん!“もちろん”!》と答えて会場を笑わせていたのを思い出しました。
 
タモリのオフコース嫌いは有名でしたから、それが観てる方にも認知されているって前提の洒落でしょう。が、オフコースは道を外れる意のoff courseで、 "もちろん"の意のof courseとは違うのになぁ、と僕は思ったものです
 
 
 
 
マシス