mixiのネットニュースで久しぶりに面白い記事を見ました。最近の若い人は五人に一人しか鼻濁音を発音出来なくなってる、というニュースです。

字で“鼻濁音”と書いたのを読んでも、一瞬僕も何のことかピンときませんでしたが、ああー?鼻濁音、ビダクオンのことか!と、すごく懐かしい気持ちになった。昔、学校で習った記憶がおぼろげにあるな。


以下、ニュースから転記

【実は「がぎぐげご」には2通りの発音がある】
この「か°き°く°け°こ°」は「鼻濁音(びだくおん)」という「ガ行」の発音を表したもの。英語の「L」と「R」の発音が違うように、実は、日本語の「ガ行」には2通りの読み方があるのです。
鼻濁音は普通のガ行より、柔らかく鼻に抜けるような感じの発音で、そこはかとなくお上品な響きになるのが特徴です。




と言われても、おそらくわからない人には何のことかサッパリだと思います。僕も記事をよくよく読んで、やっと意味が分かった次第で。

鼻濁音、要はガ行の発音の仕方で、極端な言い方をすれば、ガギグゲゴの前にンを付けて、ンガ、ンギ、ング、ンゲ、ンゴって鼻にかけるように言う発声のことですね。

記事によると、役者とかアナウンサーは発声の稽古で、意識して鼻濁音を使えるよう仕込まれるのだそうです。鼻濁音が出来ないと“ガ行が汚い!”と怒られたりするらしい。

あと、歌を歌うのが好きな人は多分、意識せずにガ行を鼻濁音で歌ってるんだとか。

言われてみれば、坂本九の「上を向いて歩こう」を聴くと、“涙が”の、“が”の前にンを付けてるのが聴き採れますね。なっみっだっンがぁっ、て感じに。


はたして僕は鼻濁音を使ってるのかしら?と、意識してみたら、確かに僕も歌う時はガ行が鼻濁音になってました。逆にコレ、ガ行は鼻濁音じゃなしには歌えないですよ。

わかってみると、実は結構誰もが知らず知らずに普段から使ってる発声で、テクニックなんていうほどのものじゃない。この言い方が鼻濁音だ、と意識すること自体が難しいのです。

だからいざ鼻濁音とそうでない発音を区別して言ってみろ、と言われても戸惑うワケです。ニュースのネタとしては、なかなかの目のツケどころだと思いました。


沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」の冒頭の歌詞“その人の優しさが”のところ、“優しさぁンがぁ”と歌ってて、これも鼻濁音です。実に色っぽいですね



マシス