もう少し、先週のエスケリータ68での話を書きます。

だあこえさんのライブ終演後、僕はそのまま同席したご夫妻(だあこえさんの同級生)とお喋りしていました。

こちらのダンナさん、佐野元春を1stアルバムが出た時からチェックしていたとかで、“だあこえに佐野元春を教えたのは俺だ”と、お酒をあおりながら陽気に話されてました。


そして、話は2010年に元春が窓枠に来た日のことに。

その夜、終演後にだあこえさんに連れられて、皆で浜松の【トラックバー】というお店に行ったのです。そこで(覚えてないけど)お店のギターを手渡されて、僕が「バルセロナの夜」を歌ったらしいのです。

その時のことをダンナさんが、

“お前は凄い。若いクセに誰も知らないような佐野元春の歌を知っていた!”

と、褒めて下さったのですね。


うーん、歌ったっけ?飲みの席で、さぞや拙い演奏だったと思いますが、でも、五年も前の、しかも初対面の僕のことを覚えていてくださってたのは、ありがたいお話なのです。

(「バルセロナの夜」は人気曲ですから、知っていても決して珍しい話じゃないですよね)


ダンナさんの音楽話は尽きません。今まで観た最高のサザンのライブは浜名湖ガーデンパークのフェスだ、とか、昨年の山下達郎の浜松公演を観た話とか(僕も行った!)


“美空ひばり亡き後、山下達郎は日本で一番歌が上手いと俺は思う!”

と、力強くダンナさん断言されてました。


僕もそこで“そうですね”と言っておけば良かった。けど、僕は日頃より歌唱力と歌の上手さは別だと思っていまして、ついポロッと

“一番かなぁ?”

と言ってしまった。

(もちろん山下達郎はバケモノのように歌が上手いのは知ってます)


そしたらダンナさん口調を荒げて、

“何だと。じゃあお前は誰が山下達郎より歌が上手いと思うんだ言ってみろ”

と問い詰められてしまいました。


これは真面目に答えなきゃと思い、“決して僕の好みのど真ん中じゃないのだけど”と言い訳しながら、某男性歌手の名前を挙げました。


それを聞いたダンナさん、鼻で笑い飛ばすかと思いきや

“アイツか、、アイツは、凄い。人間的にはナンだが、天才だ。でも認めたくないな”

“アイツを認めたら山下達郎が一番じゃなくなるじゃないか”

と笑って教えてくれました。


久しぶりに熱い音楽話に花が咲いて、楽しい夜でした



マシス