先日のこと、たまたま家族で観ていたテレビで、十代の学生さんを対象にした企画の番組をやってました。

学生さんの“理不尽な仕打ちに頭にきた”ってエピソードがいくつか紹介され、果たしてそれは相手が悪いのか、それとも仕方ないことなのかを、ネットのアンケートの投票結果によって判決を出す、といった内容でした。


具体的にどんなエピソードが紹介されたか、ほとんど忘れてしまったけど、例えば

“録画しておいた映画を、家族が勝手に消してしまった(一度は観てあるから)”

みたいな感じ。他愛ないと言えば実に他愛がない。

僕が面白かったのは、番組の内容よりも、観ていたウチの娘の反応です。

娘はどのエピソードに対しても、“これは悪くないよね。仕方ないよね”、という意見だったのです。

しかし、アンケートの蓋を開けると結果は真逆。世間の意見はほとんどが“悪い”“怒って当然”との意見が圧倒的に多かった。

自分の意見と結果がことごとく外れて、娘は不満顔。

“おかしいよね?まだ観たいから消さないで、って親に先に言っとけば良かったのにね”


至極真っ当な意見です。

アンケートがどうであろうと、君が言うことは正しいよ、と慰めました。ネットアンケートっていうのがクセ者でね、自分の顔の出ない意見はたいてい“許せない!”に寄りがちなのだよ、と。

ネットをちょっと覗けば、そこかしこで、みんな自分のことでもないニュースに怒ってます。他人の過ちは責めて当然!、と、芸能人の不倫から議員の不祥事まで“許せない”と息巻いてます。で、寛容な声はたいてい不謹慎と叩かれる始末。
(確かに本当に憤慨するニュースも多いけど)

昨今のネット社会、そういう風潮といえばそこまでの話です。僕も頭では理解してますが、わかっていてもネットに氾濫する剥き出しの悪意を見るとグッタリするので、僕はその手の書き込みサイトには極力近寄らないようにしてます。でも避けていても見聞きしてしまうものですね。


だからというワケでないですが、朝から無性にネハンベースを聴きたくなって、車で爆音でかけてました

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2008年のバンド解散後に発表された、この変態リズムのバンドのライブアルバムは、脳みそをグリグリされます。ヘビィでトリッキーでワケわかんないけど、ちょっとお気に入りです



マシス