今朝、起きて携帯を開くと、楽人さんより“プリンスが死んだ!”とメールが入ってました。

度重なるミュージシャンの訃報に、またか、とボヤきたくなります。


以前も日記に書きましたが、僕は決してプリンスの熱烈なファンではありません。初めてプリンスを聴いた10代の頃は、ただただ気持ち悪いとしか思えなかったくらいで。洋楽に耳が馴染むにつれて、プリンスの格好良さが子供ながらにジワジワと分かるようになったのです。

ドギツイ音楽だと思ってたのに、いざ好きになるとこんなにもポップでメロディアスで口当たりの良い音楽だったか、と思い知りました。


思えば80年代後半はプリンスっぽいサウンドがあちらこちらで聴かれましたね。角松のあの歌とかあの歌とか。影響の大きさが伺えます。


プリンスの仕事を全てチェックしてはいないのですけど、そんな数少ない情報でも、プリンスの才能が桁外れなのは分かります。革新的なサウンドクリエーターであり、無尽蔵に音楽を生むコンポーザーであり、とびきりエモーショナルなギタリストであり、ステージでは一流のエンターテイナーだった。全てが一級品。おそらく才能の大きさはポピュラーミュージック史上トップクラスでしょう。

マイルズ・ディビスは自伝にて、俺はマイケルもプリンスも好きだが、もし一緒に何か作るならプリンスだ、という意の発言をしていたと記憶しています。マイルズにして一緒に何か演りたいと思わせる才能だったのでしょう。


プリンスもマドンナも本名らしい。本名に王子ってのも凄い。スターになるべくして付けられた名前です。


こんな才能が土に還ってしまうなんて、これからだって生まれるべき傑作はあったはずなのに。まだまだいくらでも産み出せる才能だったのに。まこと惜しい。ただただ惜しい。


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一番好きな「ダイ・フォー・ユー」を聴いて、故人を偲びます


プリンスさん死去、57歳=「伝説的歌手」、グラミー7回受賞-米


マシス