僕がまだ10代の頃、洋楽を聴き始めたばかりの時は、とりあえず気になったミュージシャンは片っ端から聴いてみようと試みたものでした。

どこに自分が好きになれる音楽が転がっているかわからないので、好みも何も関係なく手を伸ばしていたのです。

聴いて一発で気に入るのもあれば、繰り返し聴いている内にジワジワとハマるのもある。

そして、一曲一曲は好きなのに、どうしてもアルバムを通して聴けないミュージシャンがいました。

たいへん有名なバンドで、沢山の人に愛されているのに、なぜか聴き通せない。おそらくはわからない僕が未熟なのだろう、と、何度となくトライするのだけど、やはり途中で音楽に集中できなくなる。

駄目だ、俺はこのバンドは苦手だわ、と、その当時は判断して諦めてしまった。

生理的に合わなかったのか。はたまた単純に好みじゃなかったのか。頭ではカッコいいってことはわかるのですけど。

告白しますと、僕が身体に受け付けない代表がイーグルスです。ドゥービー・ブラザーズと並んで、受け付けないバンドの2トップでした。

二つとも凄いバンドだと言うことはわかります。鼻歌で歌える歌もいくつかあります。でも、聴いていてどこか肌に合わない。“これは僕の音楽じゃない”と感じてしまうのですね。


デビッド・ボウイの訃報に触れて、グレン・フライはスルーするのか、と言われると言葉もないワケですが、すぐに反応できなかったのはそういった事情もあります。ずっとイーグルスは苦手だと言ってた口で、しゃあしゃあと惜しい人を亡くしました、なんてのは気が引けたのです。


イーグルスのヒストリー本を読むと、メンバーのソロ活動で一番成功したのはグレン・フライらしい。

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唯一『ソウル・サーチン』だけは中古で買って聴いていました。もう売ってしまって手元にありませんが、これは結構楽しんだ記憶があります。


ドン・ヘンリーと並ぶイーグルスの双頭“GOD”に、R.I.P



他、ドン・ヘンリー、ティモシーBシュミットのソロも聴いてますが、こちらはそんなに面白くない。これならイーグルスの方が遥かに良い。

例外としてジョー・ウォルシュのソロだけは大好きになってしまって、すっかりお気に入りです

あとジャクソン・ブラウンも後年になって大好きになった一人です。好みは変化するのです



マシス