雨の日曜日です。まったりしております。

先日ふとb-flowerが聴きたくなって、CDを引っ張り出してきました。

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b-flower、90年代にフィッシュマンズやL-R、スピッツと並んで、僕が大好きだったバンドです。僕は佐野元春のトリビュートアルバムに参加していたことで、このバンドを知りました。


彼らがカバーしたのは「約束の橋」でしたが、この、いわばベタな曲をとてもセンスよくアレンジしていたのが好感だったのです。

僕が「約束の橋」を聴いて思う、“ここがもっとこうだったらいいのにな”ってアイデアを、ドンピシャでやってくれていて、うわー、やるなぁって思いました。

具体的にいうと、「約束の橋」のサビ、《今までの君は間違いじゃない》のところのコード、A→Dの二つなのですが、b-flowerはこのAとDの間にGを挟んで、A→G→Dと演ったのです。これが凄く素敵で!Gの音がふわっと入るだけで違う色がジワッと滲んで、あの聴きなれたサビのフレーズがなんとも言えぬ色彩を帯びていたのです。

たったひとつコードを足しただけで、強く肯定的なサビが、あたかも、それほど強くない自分に頑張って言い聞かせているみたいな、そんな健気さを演出してしていたようで、良かった。

またAの次にGを選んだってのがニクイ。これがEじゃ普通だし、F#7じゃ林哲司みたいです。このGコード一つで僕はb-flowerは只者じゃない、と興味を持ったのです。


で、CDはないものかと袋井すみや店へ出かけて、店頭にあった『グロッサリー・アンドロメダ』をジャケ買いしたら、大当たり。以来、目につくb-flowerの作品は全部手に入れるようになった次第で。


どの歌がお気に入りか、ってなると、ここは「雪の朝、ロビンのように」でしょう。そして「サトウカエデの下で」ですね。特に「サトウカエデ~」は自分でも弾き語りで何回歌ったかしれない。《音楽が/空に満ちゆく間》ってフレーズが至玉です。もうすっかり生涯のレパートリーの一曲なのです。



「雪の朝、ロビンのように」/b-flower

https://www.youtube.com/watch?v=OgAKWEmIWAY




「サトウカエデの下で」/b-flower

https://www.youtube.com/watch?v=bSQH6QuhFN0




b-flowerも新作アルバムが店頭に並ばなくなって、あのバンドはどうなってしまったのかな、と検索してみたら、なんと今週の11月14日に京都で復活ライブと銘打ってライブをやるみたいじゃないですか。おお、いいなぁ。復活か、観たいなー。京都は遠いけど行きたかったな。彼らは京都出身のバンドだったのですね。今b-flowerが突然聴きたくなったのも虫の知らせだったかな





マシス