今日から十月です。雨のせいか急に涼しくなった気がします。友部正人の『夢がかなう十月』を口ずさみたくなります。
西寺豪太の著書「プリンス論」を読んでいました。
西寺君はノーナリーブスというバンドのソングライター兼ボーカリスト(ノーナリーブスのドラムはコヨーテバンドの小松シゲル君ですよ)。そしてマイケル・ジャクソン研究家としても有名な方です。マイケル関連の著書はとても面白かったので、西寺プリンス論を期待して購入しました。
読んだ感想は、まずまず。僕みたいにそんなにプリンスに詳しくない人にも読みやすくて面白かった。でも、短い。薄くて物足りない。本の厚さからして仕方ないですが、マイケルの本の熱量の注ぎ込み方が違うじゃん、とか思ってしまって。もっともっといろんなエピソードを読んでみたかった。アルバムの解説だって、もっと突っ込んで書けそうです。
僕はプリンスというと『1999』と『パープルレイン』しかオリジナルアルバムを持ってないミーハーな輩で、ベストアルバムは愛聴してますが、とてもプリンスのファンとは言えない。だからこそプリンスの知らない部分に興味があったのですけどね。
今聴いてもプリンスの曲はカッコイイです。いつ聴いても良いはず、プリンスは聴く価値がある何かを必ずやってくれてるはず、といったオーラがありますね。本を読んでいて、聴いてみたいアルバムが増えました。
聴いてみたい、と言いつつも、少々手持ちのCDを整理しなければ棚の空きがないので、先日思い立って結構な枚数を中古屋さんへ売っぱらってきました。
これでまたしばらくは持つかな。で、売った泡銭でコレクターズの新譜を購入したのです
来年の結成30周年を前に、過剰に気合いが入る訳でなく、まったくいつも通りのコレクターズ。一曲目の「ガリレオ・ガリレイ」の脱力フレーズも、これをダサいといっちゃいけない。これぞコレクターズならではです。アレンジがもろマージービートの「ガーデニング」は名曲過ぎてニヤツいてしまう。「家具を選ぼう」は野宮真貴さんとのデュエット。野宮さんの声の可憐なこと、素晴らしいです。個人的な一押しは「永遠のロマンス」。これこそコレクターズのど真ん中のラブソング。グッきます。
初回特典のレコーディングドキュメンタリーDVDも楽しいです。アルバム発売予定日の3ヶ月前の時点で、収録予定曲の半分の歌詞が書けていないと苦悩する加藤ひさしの姿に涙がでます。
“名曲揃いでさ、日本語の歌詞なんてつけたくないんだよ。ユニバーサルで俺はいきたいんだよ”
と、意味不明な言い訳をする加藤ひさし。あなたの日本語歌詞はいつだって最高に僕をハッピーしてますよ
マシス