イベントでアマチュアミュージシャンの方とご一緒する度に、おお素晴らしいと感動することが何回もあるのですが

一口に感動すると言っても、いくつか要素があって。例えば


1.歌声に感動する

2.演奏に感動する

3.歌詞に感動する

4.メロディに感動する

5.表現力(ライブパフォーマンス)に感動する


ざっくり挙げて、こんなところでしょうか。

この1から5までの要素の、どれか一つでも胸にガツンとくれば、ああ感動した、観て良かったなと思わせてもらえるワケです。

まぁ、感動するってのは個人の嗜好がありますので、万人が同じものに感動するってのは厳密に言うとないのですが


1と2が飛び抜けてる人もいれば、3もしくは4がとにかく素晴らしい人もいます。中には1~4はピンとこないけど、5だけはハンパなく凄いって人もいます。訳わかんないけどビンビン伝わってきた!って演奏って、あるのです。

もちろん1から5まで全てが素晴らしいって才人もいます(羨ましい限りです)。

そして、優れていれば良いってワケでもなくて、“優れてるでしょ凄いでしょ”って見え透いてしまうのは興醒めです。よく、“圧倒された”って言い方を感動表現として使われますけど、圧倒するだけでなく魅了してくれないと困るワケです。


何組か僕以外の方のパフォーマーを見てきて思うことは、結局は魅了さえしてくれたならOKだよな、ということ

表現の方法は人それぞれで、暖かく包み込む表現もあり、爪で引っ掻くような表現もあり、どんな方法であれ《聴衆を楽しませようという意志》が有るかどうかなのですね。

お客さんに喜んでもらえるのが嬉しい、って心根さえ外さなければ、どんな表現でも有りだと思うのです。


実は、某アマチュアミュージシャンのHPを読んでいたら、ふと気になったことがあって、こんな日記を書いてるワケなのですが

その方はブログの自己紹介欄に、ずっと、“あなたの気持ちを代弁して歌う”って意の文が書いてあったのですけど、

先日見たら、“私は私のために歌う”と変わっていたのですね。


うーん、何かあったのでしょうかね。


僕自身のことで言えば、僕が誰かの気持ちを代弁しようとか、誰かの気持ちがわかるなんて断言しちゃうのは違う気がします。そんなのわからないもの。


けど世には、誰かの代弁者でありたい、と真剣に考える人もいて、それはそれで間違いな考えじゃない。表現としてならそういう熱い表現だって、有りです。


表現者たる人々、悩み多きものなのです




マシス