《本当は(誕生日)四日後だから、まだピチピチの50代なんですけどね(笑)》

(原マスミ談)



原マスミの生誕60周年ライブは、僕にとって初の“生”原マスミ体験となりました


幸せな時間でした。

前出の日記に書いたように、やむなく途中退場して帰路についた僕ですが、後ろ髪引かれつつも、半分観れただけでも充実感いっぱいでした。強がりじゃなく、心底そう思いながら帰ってきたのです。



(写真は公式HPより拝借)



ステージの原さんは生命力と躍動感に溢れてました。ステージ狭しと跳び回り、ゼンマイのブリキ人形みたいに、サーカスのクラウンのように、パタパタと手足を動かし、顔をブルブル震わせて歌ってました。

第一部の衣装、ダボダボズボンが本当にピエロみたいでした

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↑こんなのだったと思う。ズボンは緑と紫のストライプ。ジャケットは茶。タイは緑で、直に首に巻きつけてました。


(二部では還暦ライブらしく赤の衣装に替わりました)

まるで痙攣しているかの、その動きは一見ユーモラスなのですけど、バンド演奏のリズムを全身でちゃんと捉えていて、とても音楽的に見えたのです。ビートをかかとで捉えてステップしてる動きがパーカッシヴで、小気味良く美しかったな。


声がまた、CDで聴くとフニャフニャした優しい声なのに、ライブでは声量たっぷりでソウルフルですらありました。60歳でなんて声出してんだ!と思いましたね。


とにかく、圧倒されちゃったのです。これほどまで一曲一曲、何の邪心もなく深く染み入ってきたコンサートは、ちょっと覚えがありません。


目の前で繰り広げられる月と星と海と夢の幻想的でユーモラスな世界が、これ、例えば20年前の僕だったらわからなかったかもしれないけど、今、この瞬間の僕には全てが腑に落ちるというか

魂がジワジワ満たされて、細胞がヒシヒシと喜んでいるような、大げさに言えばそんな気分を味わえたのです。


僕がもし、バンドを使った活動をするなら、こんな風にやれたらいいよな、と、思いました。こんなバンドが近所にいたら、僕はきっとライブへ可能な限り足を運びますよ。


見渡すとお客さんも皆、幸せそうな顔してました。皆、原さんが好きで仕方ないって感じで、暖かくて幸せな空間でした。


僕の大好きな最新アルバム『人間の秘密』からたくさん演奏してくれたのも嬉しかったです。

「千年にひとり」
「ずっと君が好きだった」
「月化」
「人間の秘密」
「血と皿」


「夜の幸」での小峰公子さんのコーラスの素晴らしかったこと!「約束の満月」も聴けて嬉しかった。

(そういえば、ステージ上には小峰公子さん、藤井珠緒さん、太田恵資さんと居て、ザバダックのNORENWAKEじゃん!と一人喜んでおりました)


「ボクの錬金時間」の演奏を聞きながら会場を出た訳ですが、貴重な1日を体験しました。弾き語りを観たかったけど、貴重なフルバンドでの演奏を観れて大正解でしたよ。



原さんのCDは決して大売れしているわけではないし、その音楽は好みが分かれることでしょうけど、今後、《僕は原マスミを知っている》ということが、僕の強みになる、この夜を体験したことが間違いなくプラスになる、と確信した夜でした。



原さん誕生日おめでとうございます。どうかこれからも頑張って活動してください。出来たらこの夜の模様をライヴDVDで発売してください(ライブ音源でも可)。そして出来たら、もっと地方へツアーに来てください




マシス