家具屋さんに寄ると、ウチの娘はやたらと喜びます。いつまでも一人で遊んでて、帰りゃしない。

何をしてるかといえば、たくさんの椅子やクッション、ソファー、ベッドの使い心地を試しているのです。ベッドに寝そべっては《幸せー》と呟いてます。


僕も娘のことはあまり言えない。家具屋さんを覗くのは割と好きです。

買い物というと基本、本屋かCD屋しか興味のない僕でしたが、15年ほど前に家を改築した際、家具もいくつか新調しようと見て回っているうちに、あれ、俺、家具を選ぶの楽しいかも、と思えるようになったのです。

家具屋さん、特に僕は椅子が好き。たくさんの椅子が並んでるのを見ると、ちょっとときめいてしまう。

コイツの座り心地はどうかな、と身を沈めてみて、自分の身体にピッタリとフィットする椅子と出会えた時の幸せときたら。大きな揺りかごに抱かれたかの如くです。もう立ち上がりたくないって思いますもの


家具屋に行く度、新しい椅子に恋してしまって、ああ、このコを連れて帰れるものなら、と毎回悶えてます。

実際、ほぼ衝動買いで連れて帰ったことは二回ある。


150122_0021~01.jpg
これ、背もたれが木の蛇腹になっていて、ハンモックみたいに気持ちよい椅子


150122_0021~02.jpg
これは膝のクッションで腰が楽だと言う椅子。今も重宝してます。


どちらも独身の頃に買ったヤツです。椅子は欲しいけど、そんなホイホイ買える物ではないし(総じて良い椅子は値段が高い)、正直、あっても自分の部屋に何個も置けやしない。


僕がもし、マイケルジャクソンみたいな大金持ちだったら、プライベート・ルームに椅子をいっぱい並べて、休日は一日中座っている気がする。夢だな


椅子好きが興じて、椅子の歌を作ろうとしています。これはホント。果てしなくどうでもいい話です。歌はどうでもいいことを必然と歌えるから素晴らしい


椅子の名曲といえば、矢野絢子さんの「ニーナ」があります。どんな時でも「ニーナ」を聴いて泣けない日はない。大スペクタル椅子物語です



“何か彫ってあるよ
母さん
ねぇ素敵だわ
きっとこの椅子の
名前だわ
私と同じ名前なのね!”


「ニーナ」/矢野絢子




マシス