先日のライブでご一緒した音緒さんは、たいへん多作なソングライターで、《一ヶ月に一曲は新曲を作る!》と心掛けているそうです。凄いですね。

その仕事の早さには驚くしかないのですが、音緒さんの作る歌がまた、曲も歌詞もアレンジもとんでもなく情報量の多いもので、ちょこちょこっと作れるシロモノじゃないのです。あれはとても僕は真似できません。


しかし、そんな僕も今年になって1月、2月と一曲ずつ新しい歌詞を書いて発表出来てます。今までの僕にしたらかなりハイペースです。

でも、純粋に今年になってから書き下ろした新曲、という訳ではないのですね。二曲ともメロディ自体はずっと前から頭の中にあったものでして、

いわば《やりかけで放置してあった宿題の一部を片付けた》のです。


宿題は一つずつ片付けていくしかないのですが、そうしている間にも曲は浮かぶので、宿題がゼロにはなりません。

かと言って、歌詞を書くスピードは上がりませんね。文才に乏しいもので、自分の好きな形に何とか仕上がるまで時間がかかる。いざ書けても、まだ良い言葉があるんじゃ?と諦めが悪いのです。


で、

3月も終盤、今年三曲目の新曲の歌詞を今、書きました

チョキ


創作メモを見ると、この曲はほぼ二年越しに完成したことになります

歌詞のテーマは僕の秘めたる座右の銘、《足るを知る》

現状で充分足りてるなら、過剰に欲しがるな羨むな、恵まれてことを実感せよって意味と解釈してます。



「何もいらない」


足りないなら
足りないままで
何もいらない
いらない

明日のこと 先のこと
誰も 何も 知らない

言葉では 言えない
とても 言えない

正しいとか 間違いとか
誰も 何も 言えない

あれがない これもない
他人を 周りを
気にして
僕は

心から
要らないものを
捨てられない

諦めちゃいけない
はずの 日和見


まるで まるで
夢のようだと
君は僕に
笑いかけるよ
足りないから
だらしないから
私達は
惹かれた


やがて やがて
何もなくても
明日は 明日の
風が吹こうと
誰も もう
心ない事
けして 言わない
言わない

やがて やがて
何もない その
優しい場所に
人が集うよ
交わったり
すれ違ったり
誰も 何も 言わない


足りないなら
足りないままで
何もいらない
いらない


2012
~2014/3/23 3:17



マシス