彼と僕が親戚で、森ほたる前に会えたのも婆ちゃんの引き合わせだったのか
おとなしい婆ちゃんがわざわざそんなことをしないだろう、と思いつつも、婆ちゃんがきっかけで新しい縁が出来たのは間違いないのです
親戚といっても、僕としては子供の頃に数回顔を合わせた以来。当時僕は十四歳、彼はまだ三つか四つだったはず
小さかった彼が僕のことを覚えてなくても当然で、僕も当時の印象はおぼろげなものです
分厚い眼鏡をしてたから目が悪いんだろうな、と思ったくらいで、普通のやんちゃ坊主でした
先月婆ちゃんのお通夜で再会した彼は、オカリナ奏者として知る人ぞ知る有名人になってた
森ほたる12日目。えんじろう君が来るというので、僕ん家は家族総出で見に行っちゃいました
しょっちゅうついて来る親父に加えて、おふくろまで行くと言いましたから。父兄参観のノリですね
燈籠の並ぶ通りを歩いていると、こだま商店の演奏が聞こえてきました。
会場となった大波宅の庭先にたくさんの方が集まって下さってます。
そして、こだま商店の演奏を見つめるえんじろう君を見つけ、ご挨拶。本番前でしたが屈託のない笑顔で話してくれました。
演奏写真は照明で顔が光っちゃってます。
素敵な演奏でした。ほとんどがオリジナル曲で、そのどれもが格好良かった。オカリナの音が凛と響いた時の美しさは、万人が息を飲むシロモノです。最初の一音が鳴った瞬間に子供も大人もくぎづけになってました
その音と堂々としたステージを前に父兄参観な気分は吹き飛ばされたことでしょう。恐れ入りました。これはたいしたモノです。
《今朝まで音を作っていた》、というMCの後に演奏された新曲「障子の影」は、なんと先日我が家に来た時の印象を曲にしたものだそうで、それも嬉しいサプライズでした。おふくろ達も喜んでましたね
終演後、鞄の中に沢山のオカリナがのぞいてました
えんじろうCDも購入
本番前にTARKさんに頼んで、二人での写真を何枚か撮ってもらいました
えんじろう、マシス。
演奏する時の名前は、二人とも本名のもじりです。
でも、《えんじろう》の時にいきなり出会っていても、気づかなかったろうな。それは彼も同じでしょうね。
15日には僕も一緒のステージに立てます。楽しみです
mathis
