僕が小学生の時、地元中学校のブラスバンド部が小学校に演奏に来てくれるのが楽しみでした。


「宇宙戦艦ヤマト」とか演ってくれたりして、カッコイイなぁと思ったものです。


楽器紹介でチューバの人が「ぞうさん」を吹くと、あの低音の迫力に子供達は大ウケだったのを覚えてます


そんな先輩達のカッコイイ姿を見て、《ブラバン良いな~》って憧れを漠然と持ち、自分が中学生になった時に部活をブラスバンドに決めたのは自然な流れでした。



で、どの楽器を?となった時、よくわからないまま僕はトロンボーン担当に


音楽家の居る庭 ~mathis~


そうです。手を前後にビョンビョンとスライドさせて音程を変えるアレです。けっして花形楽器にはなりにくい渋いヤツ。


今ならトランペットやサキソホンのような花形楽器に人気が集まりそうですが、中学にあがりたての新入生には正直よくわからなかったのです。



その当時に「のだめ」みたいな人気マンガとかあれば、また違ったでしょうけどね。


でも結果的にボーンは自分に合っていたと思います。ホルンやペットと違ってマウスピースが大きくて吹き易い。音が出ない~って苦労はわりと少なく演奏に専念できたのはラッキーでした。あの音程のスライドのファジーさも、妙に愛着が出てきたりして


(ミの位置ここ?ファの位置はこの辺?、みたいな)



もちろんキレイな音を出すのには結構な苦労をさせられる訳ですがあせる


毎年のコンクールへの練習はキツかったけど、楽しかったです。自分の母校、小学校への凱旋公演も果たせましたしね。



「太陽にほえろのテーマ」や「ルパン三世のテーマ」みたいにカッコイイ曲を演奏するのは、ひたすら快感でした。コンクール曲なら「バンドのための民話」とかね。管が高らかに鳴るところなんか《来た来た来た!》って、吹いていて気持ち良いったらない♪。好きな曲は練習も楽しかったな。




でも高校ではブラバンを続けなかったのです。練習のキツくない部活が良い、と美術部でのんびり絵を描いて遊んでました。軟弱モノです。


ただ、夏の高校野球のシーズンだけは助っ人として球場で吹いたりしてましたよ。応援は音量勝負ですから、ブラバンの先輩に《とりあえずの戦力》として狩り出されたのです。



助っ人の無責任さというか、それくらいが気楽で良かったのでしょうね。久しぶりに吹いて、ああ楽しいなと素直に思えました。



以来、放課後とかどっちの部室もぶらぶらと遊びに行けるようになって、ブラバンの後輩のコたちとも喋ったり、楽しかったな



高校のブラバンは定期演奏会もあり、続けていたら楽しかったかなと考えなくもないですが、わかりませんね。美術部では僕、部長もやりましたし(真面目に活動してたのですチョキ)、どちらを選んだとしても《あちらが良かったか?》なんて言ってそうですね。






音楽が生活に入り込んだ原点の想い出かもしれません。今、他愛のない歌を作ってお気楽に歌ってますが、多少なりと影響はあるのかもしれません。



ブラスバンド部を経験したことで良かったのは、譜面への恐怖心がなくなったことです。今では譜面なんて使う機会はまずないですけど、音楽を楽しむ上でめちゃめちゃラッキーだったと思う。でも今はもうヘ音記号の譜面は読めません。ドの位置に一瞬迷うのです。ピアノの左手の譜面とか苦手です。



後年、地元の消防隊に入った時、一番練習の多い(!)ラッパ隊に配属されたのも、ブラバン経験者だってことが影響したかも?あれは悲しかったな。練習きつかった汗。でもトランペットを吹くのはやっぱり楽しかった。それが君が代でも楽しかったです。




時折、リサイクルショップで安いトランペットとか見つけると、今でもつい欲しくなっちゃいます。












mathis