家元逝去のニュースで前後しましたが、本当はこちらの日記を先に書くつもりでした




前々から気になっていた書籍をついに購入したのです


音楽家の居る庭 ~mathis~-111123_1745~01.JPG


友川カズキ歌詞集「ユメは日々元気に死んでゆく」



友川カズキ。僕の好きな友部正人をCD屋で捜すとよく隣にあったりしますが、実のところほとんど聴いたことありません


でも、中古のCDを二枚ほど持っていて、凄い声だなぁと思いつつも、楽曲の重たさにのめり込むことはなかったのです。



そんな僕が、書店で偶然見つけたこの詩集が気になった理由ってのは、付録にインタビューやライブの模様を収めた2時間強のDVDがついてる(!)どっちが付録かわからない(笑)



そして以前、別の某書籍を読んだ時に、とあるミュージシャンが《友川のライブ観たことある?あれは詩というより物語だよ。とんでもないよ》と熱く語ってたのも印象に残ってまして


《歌う姿が観てみたい》と、興味が湧いた訳です



で、観てみたら


本当にとんでもなかった☆



ホームビデオみたいな荒い画質の映像でしたが、もう最初から最後まで開いた口がふさがらなかった


なんじゃこれは、ですよ



まず、歌声や東北弁のイメージに合わず友川カズキの風貌がハンサムなのに驚いた☆



そして映像の初っ端がいきなり欧州ツアーのドキュメント(!)


フランス人の観客の前、通訳なしギター一本での友川の歌がパフォーマンスとして通じてる



とんでもねぇ



詩人として定評がある(と僕が思っていた)友川カズキの演奏は、歌詞を丁寧に伝えようってソレじゃなく、感情の塊を声に乗せて観客に叩きつけるかのようです。日本人だろうがフランス人だろうが、人種関係なくこんなの観たらギョッとするよって手合いのモノです。


いや、客にすら投げていないかも知れない。叫んでる友川はただ叫ぶだけ。客の共感も戸惑いもほったらかしに見える


こんなのありか?って思いましたよ



アリなんですねぇ



フランス人、大うけしてましたからね



こんな手もあったのですねェ



僕にはとてもやれませんけどねあせる




ついつい夢中になって、画面を観ながら歌が始まる度に詩集をめくって、歌詞を確認しながらのDVD鑑賞となりました



いや、発見でしたね。久しぶりに音楽を聴いて(観て)ひっくり返りましたよ。食わず嫌いせず聴いてみるものです。





余談ですが、この詩集を書店のレジに出した時、店長らしき年配の店員さんの目が凄く嬉しそうに輝きました。


気のせいかな、とも思ったのですが、精算を済ませた後に《お客さんみたいに若い人が友川なんて♪》って話かけてくれましたよ



そんなに若くないですけどね♪



《友川が歌ってた頃なんてお客さん生まれてないでしょう?》



友川のデビューは75年?僕、生まれておりますよニコニコそれに友川カズキは今も現役で歌ってらっしゃるようです。




《この時代のシンガーソングライターって大好きなのです。友部正人とか》



と言うと



《ああ、URCとか♪》



ですって♪




こういう突然のやり取りはちょっと嬉しいものですね












mathis