インターネット上で、アマチュアの小説家さん達が自作を競う《ノベルズコンテスト》ってのがあって




連れ合いが何回か参加しているようなのです



やるなぁ







参加者は自作を含む応募作品全てを一読して、感想を書く




そして個人的判断で順位をつけ、その集計で一番評価の良い作品が優勝





らしいです☆





先日、応募作品が全て揃ったらしく、



難しい顔をしながら、せっせと感想メモを取る連れ合いがいました






いきなり、僕にも話を振られ




読んでみる?



参考までに意見を聞いてみたい





ですって







そんな訳で、僕もアマチュア小説家さん達の作品を読む機会をもらいました




ちょっとした評論家か、審査員気分です





で、順位を付けてほしい、とのことで、少し戸惑ったのです。




小説の何が優れてるとかどこが際立ってるとか、わかんないですし



あくまで好き嫌いでしか評価出来ませんからね




なので僕は減点方式



ここの書き方はちょっと嫌だな、と思う回数をメモして、それをあとから順位の参考にしました







ふと思ったのですが



この考え方は、僕の歌の作り方の根本にも通じます





もし、自分がモノを作るとしたら



それが歌じゃなくて、もし小説だとしても



そんなに違わない気がします




作家気分で想像するに



多分、まず何が書きたいかのひらめきを待つ



でも、大きなアイデアが出なくても、とりあえず、まず書き出してしまう



なんとなく書けたら、文章の流れを視て、ぎこちない部分をひたすら削って細部を整え、バランスの良い全体像を作る




そんなやり方を取ると思うのです





まぁ、無難なやり方です



ドカンとインパクトのあるアイデアをストーリーのど真ん中に据えた作品って、純粋に読者の立場からすれば大好きですけど


(ミステリーの大掛かりなトリックとかね)


突飛な発想って、ポンポン出てくるものではないですしね


もし自分で作るなら、って思うと、難しそうです



それよりは、何でもない話を、言い回しの上手さで素敵に読ませてしまう小説、って方向が良さそうだ




とにかく、素人が第三者にモノを提供するのですから


ミスをしない筆運びで、目新しい題材じゃなくても話をもたせる作品を




って、書くのかもなー









そんなことを考えながら、一応全作品読み終えて順位を付けてみたのです。





で、採点してみて



自分でも意外だったのが




一番減点が少ない作品=一番好きな作品じゃなかったこと


(!?)




減点が少ない小説は確かに上手くて、特に文句も付ける所がないのですが



ひっかからない


後に残らない




不思議なものです


 

自分でもし作るとしたら欠点を削って~、なんて言っておきながら



結局、アイディア重視な作品が好きじゃんあせる



やはり、文章面でいろいろとツッコミたい箇所満載の小説でも、取り上げたテーマが面白いと印象に残るのですよ



もちろん、どうにも我慢出来ない文章だとダメですけどね




その意味だと、文章力はみんな横並びでしたので、



筆力だけで何でもない文章を読ませてしまう、って域まではどの作品も届いてなかった



(まぁ、そこ言っちゃ身もふたもない)





そんなこんなで、結局は好き嫌いで順位を選んだ形になったのですが



こんな率直に言った僕の感想も、連れ合いには面白がってもらえました





聞けば、ノベコン参加者とチャットで語った時に、皆さんに僕の感想を伝えてくれたみたいなのです



旦那さん面白い



また今度もよろしく!とか言ってるよ




と、教えて頂きました



あせる





しかし、そう思うと



なんだかんだアイデア一発勝負の作品って、馬鹿に出来ないのですね


素人耳には、わかりやすい面白さやインパクトは大事なのです




聴き手、読み手に媚びるんじゃなくてね





今回、自分でそう思ってしまったのだから、


自分の歌作りも、ちょっと考え方を見直さないかんな、と





身につまされてしまった次第なのです














mathis