♪ライブの内容に触れています。これからライブに参加される方はご注意下さい♪





ライヴの1曲目、ごきげんなビートに弾けながらもオープニングでは、少なからず客も元春もお互いを探り合っています。



きっと元春にすれば、今日の会場はどんな音かな、どんなお客さんが来てるのかな、って



お客からすれば、今日の元春の調子はどうかな、何をやらかしてくれるかな、どこまで騒がせてもらえるかな♪って




この日の一曲目、少し音のバランスがバタつきました。



でもそこはライヴハウスです。シビアなPA操作でなくとも、音楽や演奏の熱は伝わってきます。



元春は何もないように歌い、客もお構いなしで応えます。



たまたまギターの深沼君が僕の目の前でしたので、足元でローディさんが慌ててエフェクターをいじっている様子が目に留まりました。




そしてギターの音が、ある音色になった瞬間、ローディと目が合った深沼君が



《これでいいよ》



とばかりに小さく頷いたのを見たら


ああ、なんか良いなぁ♪




って、トラブルにも関わらず思っちゃったのです。





時間にすれば5秒くらい、その間だけ元春の姿や歌から完全に意識が外れてました(!)元春のライブ中に初めてのことです。



我に返って、視線を戻せば



フロア右寄りにいた僕の位置から、ステージの元春と会場全体の対比がホントに良く見えて


嬉しそうな客、客、客



中央最前列にサンタさん二人♪



歌詞に合わせてジェスチャー付きで踊る陶酔お兄さん(笑)も見えて♪



まぁ、とにかくみんな楽しそう



そして、楽しそうな元春



このコントラストがあまりにも綺麗で、



胸が震えました。



ああ、今日も良い☆



またもや凄く良いライヴに参加してるぞ、と思ったのです♪






《この街で紹介するのは初めてです。ザ・コヨーテバンド!》



きっと、訪れた街で何度もこう挨拶しているのでしょう☆本当に良く来てくれました。


そうなのです。大好きなアルバム『COYOTE』を作ったメンバーでのツアー、初めての浜松公演なのです☆



オープニングのコヨーテ・ナンバーは、昨年のツアーで全国に行けなかった落とし前でもあるのでしょうね。



そして、



ひょっとしたら、もうコヨーテ・バンドでこんな風にツアーを回るなんて二度とないかも知れない



目と耳に焼き付けるしかないでしょう☆



『COYOTE』のナンバーはCDよりライブがだんぜん良い!



特に「Us」はコヨーテバンドの美味しい所満載な曲♪ご機嫌なグルーヴ、素晴らしい歌詞♪


この歌を聴くと、ふと最近の日本と中国の問題を思い出してしまい、やたらリアルに言葉が迫ってきます。



余談ですが、


今年の反日デモが盛んだった時期に、ネットでいくつか文章を拾い読みしたのですけど


ある人が中国の友人に


"今って、やはり日本を嫌ってる風潮は強いの?"


と聞いたところ


"そういう人もいるけれど、ごくごく一部。マスコミが騒ぎ過ぎ"


と言ってくれたそうです。




《テレビがほらまた/ホラを吹いた/騙されたりしないよって/彼女は笑った》





そうだよ。知らないのは罪だけど、情報を全て鵜呑みにしちゃいけない。



この歌の歌詞で、僕が気に入っているのは




《本当の友達になりたい/君にとって/夏の朝日のような/君にとって/冬の焚火のような/》


で、この後に



《君にとって/長い線路のような/》


って続くでしょ



ここが凄すぎる



ここに"長い線路"を置くか?ちょっと置けませんよ。もう天才♪聴くたびに目の前に広大なアジアの景色がフワッと浮かぶようで、ゾクッと来るのです。




元春がエンディングの英語歌詞の高音を見事なシャウトで決め、大きな歓声が起こりました


《WHY CAN'T WE BE FRIEND?CAN'T WE BE FRIEND?》

(どうして僕たちは友達になれないんだろう?)





「夜空の果てまで」は、こんなに良い曲だったか!とライブで思い知らされましたね。なんて良く出来たポップソングだろう♪


ミドル部の


《夜空の果てまで/回れメリー・ゴーランド》


でお客さんも大きく宙に輪を書きます。



そういえば、イントロに元春がギターで口火を切り、バンドが続いてなだれ込む構成の曲が多いですね。


小編成のバンドでは元春のギターも重要なアンサンブルとなっていて、カッコイイ。



お客の様子が見えてきて、会場が温まってきたら、元春のアクションも大きくなってきます。



歌の一部を強調して歌ったり



身振り手振りをアドリブで差し込んだり





客も負けじとそれに反応します♪






③へ続きます








mathis