日本の誇る天才的職人ドラマー、村上《ポンタ》秀一の著書『自暴自伝』はつい何度も読み返してしまいます。


たいへん面白い本なので、未読の方、特に音楽好きの方にはぜひオススメします☆




この語り降ろしのエッセイの中で


「平常心」


について語っていて



ポンタさん、凄く面白いことを指摘してます。



要は、シンガーが緊張して本番に声が出ない、ってのはよく聞く話だけど


本番に声が出過ぎる、ってのも問題だと




緊張して自分の力をコントロール出来なくなって、いつも通りの声が出せない、って意味では同じことだと言うのです。




ドキッとしました




確かにライブの本番なんて、絶対テンション上がりますから、僕ですら声が出過ぎることあるのです。



それで歌い終わった後に喉がボロボロになったりして




なるほどなぁ




気負い過ぎたら普段の自分の発声で歌えない、声の暴走を抑えられてない、って考えは目から鱗でした。




僕なんか本番にいつもより声が出たら喜んじゃいますけどね。イャッホウ、調子良いーって(笑)



まだまだ精進が足りませんね。






ちなみに、


ポンタさんの知るところ、リハーサルと本番がまったく一緒の緊張感で、いつでも同じ様に歌えたシンガーは二人しかいないそうです。




井上陽水と



忌野清志郎です。





さもあらん、て感じですね。




ポンタさん、例外として尾崎豊の名前も挙げてます。




ただ尾崎は、リハーサルの時から本番さながらにのたうち回り叫んで、歌い終えると毎度ボロ雑巾のようになっていたそうです



リハーサルも本番のテンション、ってのは実に尾崎らしいエピソードです。




手を抜き方を知らないってだけなのかも(笑)





さすがにポンタさんも、尾崎には《喉潰すなよ》としか言わなかったそうです。



さもあらん、ですよね~










mathis