浜田省吾が久しぶりに作品をリリース。


ベストアルバムを出して


一緒にDVDも出した


僕はDVDを購入したんです


僕も見に行ったあの、浜名湖渚園でのライブ映像の蔵出しがいっぱいだったから


どーにも我慢出来なかったのですね




音楽家の居る庭 ~mathis~-101104_1242~01.JPG


ライナーが池上彰?

音楽家の居る庭 ~mathis~-101104_1242~02.JPG


観てみたらこれが


なかなかヘビィ



単純に楽しませてくれようとしてない


むしろ浜省、楽しませる気なんてない


ライブ映像にコラージュされた世界の歴史やら現状やらの映像が、これでもかと冷や水をかけてくる



ロックの幻想うんぬんより、世界情勢の中、日本は洒落にならない状況だよと



そういう作品です。



エンターテイメントというなら、はっきり言ってシリアス過ぎます。



でも、今回のベストに入ったナンバーは浜省の中でも人気が高いものばかりで、


ファンが浜省に期待するイメージと言えば、やはりこの辺りなのでしょう



そうです。今気付いたように、浜田省吾はこういう歌を歌ってきたのだな、と思い知った感じです。



/頼りなく豊かな/この国に/何を賭け/何を夢見よう/




夢なんか見れませんよ


この国の未来なんて今、まったく楽観出来ませんよ




この歌が、洒落にならないほどリアルになってしまった日本なのです。






このDVDの洒落にならないシリアスさを観ると、


浜田省吾という人は、本当に不器用に真面目な人なんだなと感じ入ります。



こんなにまで真正直に自分の作った歌に付き合わなくても良いのに




あんなテーマで歌を書いてしまった以上は、


それをベストという形でまとめる以上は、



浜田省吾という人は、ここまでしなければ気がすまなかったのでしょう。 








元来、省吾は優れたメロディメイカーだけど、作詞能力は甚だ不器用な作り手さんだと思います。


デビュー当時から詞が下手だ下手だと言われ続け、


ようやくたたきあげた自分の作詞スタイルも、けしてテクニカルなものではない。



アンチ浜省はひたすらそこ(言葉の稚拙さ)を嘲笑します。


ダサい、と


はらわたが煮え繰り返りますが、正直言われても仕方ないかな、と思うところもあったりします。



一度ステージを観てみろ、と言いたい



邦楽史上、あの音楽であれほどの洗練されたパフォーマンスを観せる人はいません。


歌謡曲が普通に幅を利かせていた80年代の邦楽において、



ロックはツイスト?ゴダイゴ?



そんな中で



浜田省吾がいかにカッコ良かったか



彼の歌がどれだけ眩しく機能したことか。



僕はいろいろな音楽を聴きつつも、



やはりいつまでも一ファンとして、作り手としての不器用さも含め、こよなく浜田省吾を追いかけてしまうのです。





DVDの感想をもう少し




一番古い映像が86年のJーBOYツアーのもので、


最新が昨年09年のファンクラブイベントでのライブ映像


この23年の時間が一枚に共存しているって凄過ぎます。。




J-BOYツアーの省吾はやはりカッコイイ。これ、資料としてノーカット映像があるのならぜひ市販して欲しい。




渚園もです。




「BLOOD LINE」は実際に僕が会場で聴いた時、音が再現しきれてないような記憶があったのですが、



こうして映像を観ると、かなり良いのですね。水谷さんと町史のコーラスが素晴らしい。



そして、


渚園での「僕と彼女と週末に」にて、演奏中に巨大な○○が出て来る演出



映ってませんでしたね



これはわざとでしょうね。意図して見せないようにしている




実はあれをもう一度観たくて買ったのですが



そこはちょっと残念










mathis