自分が二十代の頃、

ずっと年上の音楽好きの方から



今の若いやつの音楽はさっぱりわからん



と愚痴られました




僕は当時から年齢の割にレイドバックした音楽が大好きだったので、可愛がられていたのですが



そう言われても僕だって《若いやつ》でしたので、



今の歌だって良いのあるのにな



と口にせず思っていました




僕が三十代になる頃、周りの同級の奴らが


最近の若い奴らの音楽はクソだ

ヒップホップは癌だ


俺は宇多田ヒ○ルなんて認めねぇ




みたいな発言を言うようになって




やはり僕は


クソな音楽もあるけど、良いのもあるよ



って思っていました




苦言を言っていた方々は

自分の青春期の音楽の素晴らしさが全てで



新しい音楽はまるで敵のように話すのが不思議です



音楽は個人の好みに差がありますから、好き嫌いはあって当然です



昔は良かった、と言って、想い出の音楽を抱きしめ続けて一生過ごすのも悪いことではないです



でも、自分の理解不能な音楽が世間を席巻したからといって、それを下らないと決め付けるのは愚かしいことです



ましてや


態度が生意気だ


口のききかたが悪い


礼儀を知らない


先人へのリスペクトの態度が見えない


等の、ごもっともな説で若者を攻撃するのを見るのは



あまり気持ち良いものではありません



この方々は自分だって生意気な若者の頃があったのを忘れてしまったのでしょうか



少なくとも音楽は



ベテランが頑張ってくれるのとは別に



新しい才能を持った若者がどんどん出て来ないと未来はないです



絶対です




苦言のある方々には




日常が忙しすぎて


音楽、昔より聴かなくなったんじゃないですか?



って聞いてみたい





下らないって決め付ける前に、そんな音楽もある、音楽は前進している、と


音楽を諦めないで欲しい、と



心よりお願いしたくなるのです










mathis