先日、連れ合いのお父さんから


これ、もう聴き飽きたのであげる





小椋佳の二枚組CDを貰いました。



凄く嬉しい♪



お父さんありがとう♪



小椋佳、実は大好きなのです。


70年代フォーク勢の中では友部正人と同じく別格に好きで、


派手ではないけど


歌のたたずまい、とでもいうのか


歌が歌としての可愛いらしさ、というものをちゃんと持っていて


とにかく腑に落ちない歌がない。


バランス感覚というか、センスが良いとしか言いようがないです。


歌詞の説得力が凄いですよね。


押し付けがましくないのに、聴き手への伝わり度合いが尋常じゃないのがすごい。


この人は完全に歌詞先行型で歌を創るんじゃないかな、と想像します。



多くの歌手に小椋佳の歌が歌われてるのは、彼の歌が愛されている証拠でしょう。


シクラメンのかほり

愛燦々

白い一日

俺達の旅

夢芝居

泣かせて




良い歌ばかりですね。


本人が歌うと、これまた良いんです。


僕、この人の声って好きですねぇ。



ちまたはR&Bの歌い回しばかりが溢れていて


確かにそれは上手いと思うのですが


この手の歌の上手さがもっともっと出て来て欲しい。




小椋佳は銀行員とシンガーソングライターの二足の草鞋で有名でしたが


何年か前に浜松の銀行に来ていた時期もあって


身近に感じてちょっと嬉しかったです。


支店長だったのかな。



そんな訳で小椋佳を聴いています。



凜として、心が立たされる気分です。



恐れ多くも


こんな高揚を自分の歌で聴いた方に伝えられたらな、と夢想します。



小椋佳の歌世界はとても僕には構築出来ませんけど



憧れてしまいますね。




mathis