ドイツの芸術を彩る男前について、極東系独逸乙女の独り言 | mathichenの徒然なるままに

mathichenの徒然なるままに

mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
https://mathichen.hatenablog.com/
ココに常駐中

ヤホー本館を放置して何日目だろ。ま、イイや
夏バテが小康状態、今日もアメブロ別荘にて過ごそう




あれこれズラズラリ思い出してしまい
早い話、アタクシの備忘録記事ではあるが、子供いないアタクシに代わって誰か子孫に伝えとくれを込めて
「忘れんうちに、後世に残すべく、シンドイけど書いといたろ」、で、更新したのさ
と、昨日書いた、その続編だ
凝り性いうか、芸術に関しては書き出すと止まらんのさ
さすがはドイツの誇大妄想狂にして偏執狂ワーグナー愛好家だけある




一昨日、R・シュトラウス歌劇♪影のない女に登場する染物師バラクについて…




バラク役の声域、バス=バリトンざます
ワーグナーでいえば、♪ニーベルングの指環、神々の長ヴォータン歌える歌手が適役かいな
上のYouTube画像、ヒゲ生やしているロバート・ヘール、指環全曲日本初演時の神さんだ、ちょうど合うか
いっつも影薄いながら、男前だしな、アタクシ案外好きなのぉ
YouTube文字リンクの、フランツ・ハヴラタ、彼はもう少し低い声域の役が合うような?
R・シュトラウスだと、♪ばらの騎士、箱入り小娘を嫁にしたるイヒヒヒと生臭いオックス男爵とかのさ




過去の録音を思い返してみても
パウル・シェフラー:60歳手前とはいえ、爺むさ過ぎるわ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ:いっつも、音痴補うためか踏ん張り気味、説教クサイ好かん
ヴァルター・ベリー:カラヤン盤はまァ良い、ベーム盤は音程どこにあるの気持ちワルイ
アルフレート・ムフ:作品初のノーカット版の価値だけ、影はへール以上に薄いどころか、影のない男
ジョゼ・ヴァン・ダム:この人、何歌っても知的過ぎる、男臭いマッチョ感に欠ける




絞りに絞り、残った二人、どちらもドイツ人
(なお、ヘールは米国人、ベリーはウィーンっ子、ヴァン・ダムはベルギー人以外、ドイツ人)




…何か間違えてる、誰か忘れてる、そんな気がしてならなかった
人生約半世紀にしては記憶力サイコーの部類とはいえ、怪しくなるコトも否定はせん
考え込んだ結果、記事修正するの面倒なので、補足だけで記事にしてやれとなった
先述したように
「アタクシの備忘録記事ではあるが、子供いないアタクシに代わって誰か子孫に伝えとくれ」
に加え、昨日書いた
「この記事は一体、何が言いたいのか?
何だっけ?自分でもわからんようになった…
1998年といえば、ベルリン国立歌劇場新演出マイスタージンガー?
その写真見て、シュトルックマンは「靴屋よりベックメッサー似合う」と思い込んだ??
15年後の現在も、ベックメッサー似合うの執念消えやらず???
…あ、人生約半世紀にしては記憶力サイコーの部類、脱線しながらも思い出した~」
補足だけで済まんのも、皆様お忘れなく




mathichenの徒然なるままに-Alfred Muff




誰やねん?指揮者の岩城宏之を男前にしたオッサンは?
アルフレート・ムフ:作品初のノーカット版の価値だけ、影はへール以上に薄いどころか、影のない男




ムフさん、済まん。アナタの出身国、ドイツじゃなくてスイスだった
生まれ故郷のルツェルンがドイツ語圏に属するから間違えた




従って
ヘールは米国人、ベリーはウィーンっ子、ヴァン・ダムはベルギー人、ムフはスイス人以外、ドイツ人になる




1949年生まれ
1987年録音のヴォルフガング・サヴァリッシュ盤(♪影のない女初の完全全曲盤)当時、まだ38歳の若さ
年齢的にも、明るめのバス=バリトンも、40歳くらいの根は善良な唐変木亭主バラクに合うとは思う
Ute Vinzing & Heikki Siukkola "Final-Duet" Tosca
ハイッキ・シウコラ?あの常に音程ブラ下がる、フィンランドの白熊テナーやないけ
ウィーンでトリスタン歌った時にゃ、イゾルデが、常に音程ズリ上がるガブリエーレ・シュナウト(気持ちワルイ)
1990年、旧東ドイツ体制最後のベルリン国立歌劇場日本公演では、教育TV放映時メッチャ怖かった
イゾルデが、顔のパーツ全部大柄なエヴァ=マリア・ブントシュー
美男美女でなく、全然色気もヘッタクレもない、熟年コンビなんてぇ
…ホラ、早速、脱線した。サッサと元へ戻ろう
女房役の確か1936年生まれウテ・ヴィンツィング、ババ臭く硬めの古臭いドイツ声よりゃ、ムフさんは合う




1995年2月、NHK交響楽団定期演奏会に登場した
ホルスト・シュタイン、ほれウェイン・ルーニーの30年後みたいな顔でしょ
この顔でさ、昔々、日本人ソプラノを囲ってたんだぜ(彼女の顔も、まァ…)
1995年10月、大阪フェスティヴァルホールで、バンベルク交響楽団演奏会を聴いたよ
前半が♪タンホイザーと♪ローエングリン抜粋、後半が♪ジークフリート牧歌と♪ワルキューレ第一幕第三場
午後7時開演、終演午後9時半頃。そんだけ時間食うんやったら、♪さまよえるオランダ人全曲出来るやろぉ
そう、♪さまよえるオランダ人は、一幕形式だと、2時間半あれば15分は余る、ワーグナーとしては短い作品だ
なのに、シュタインさん、N響定期での演奏会形式では何故、第三幕、水夫の合唱カットしたの?
合唱が物言う作品だけに、日本の合唱団では物足りなかった?
1997年新国立劇場開場公演の一つ、♪ローエングリンでの二期会は良かったけどね
N響もどーせなら、合唱指揮に、名手ノルベルト・バラッチュ招聘すりゃイイものを~
そおそお、ゼンタのバラード、通常のト短調でなく、ワーグナーが書いたイ短調も無理だったよね
Anja Silja "Traft ihr das Schiff" Der fliegende Holländer original key
え~い、ついでだ、同じサヴァリッシュ指揮、顔怖いけど大好きなカタリーナ・リゲンツァのト短調版ペタリ
Der Fliegende holländer Wagner Johohe! Traft ihr das Catarina Ligendza
1960年、ヴィーラント・ワーグナーがアニヤ・シリヤに歌わせたの、彼女が3オクターヴ半の音域だからだろ
強靭な声誇った20歳前後のシリヤちゃんでさえ、全音上げて歌うは大変だった代物とあっては
四半世紀後に東京で歌った、マリア・カラスが風邪ひいた声のオバちゃん歌手じゃ無理な相談だもん
ま、その代わり、ムフさんの題名役が、辛気臭い幽霊船船長役には声明る過ぎるけど合格ではあった
顔は暗め、かなりの長身、舞台衣装つけんでもオランダ人役似合ってたぞ




文章に書いてみると、アルフレート・ムフ、mathichenさんの記憶に存在感という名の影ある男じゃん
どーして、アタクシの評価低いんだろ?
岩城宏之のショボイ顔を思い出させるせいかいな~




…ココまでで十二分に脱線しまくりだが、バラク歌手もう一人いるから、皆様シンドイの辛抱して~




mathichenの徒然なるままに-Alan Titus




アラン・タイタス
1945年、ニューヨーク生まれ
従って、米国人バラクは、ロバート・ヘールだけでなくなる




この人は、市川猿之助のカブキ版に出演していた
1992年当時、正直、「あららら、ずいぶん出世されましたね~」
1980年代後半から重たい役に移行しつつあるのは知っていたものの
何しろ、ロッシーニとモーツァルトの両フィガロを細々歌ってる印象強かったもんでさ
IL BARIERE DI SIVIGLIA - GIOACHINO ROSSINI - 1976
ついでに、シンデレラの王子様の従者ペタリ
Rockwell Blake & Alan Titus: CINDERELLA




1990年代後半には、「あららら、バイロイトにまでご登場ですか~」
"Der fliegende Holländer" 8|16 Alan Titus & Cheryl Studer ~ "Wie aus der Ferne" ~ Bayreuth
これは、1999年の録音。その前年1998年が、バイロイト・デビュー年
その年に実演聴いた日本ワーグナー協会会員によれば
「あの舞台、ゼンタ登場しただけで、客がクスクス笑い起きたわ~」
ゼンタ役は、米国人チェリル・ステューダー…そりゃ、アノ姿見たら、皆様笑うやろ
Cheryl Studer Elena's Bolero '' Merce dilette amiche..."
え~と、1989年ミラノ・スカラ座開幕公演、ヴェルディ♪シチリアの晩鐘よりペタリ
この時点で、脂肪の塊に近い。10年後、どーなる?
相手役のタイタスも縦横ともにデカイけど、それが気にならんほど大女だったのやら
だとすれば、ステューダーさん、1998年か前年1997年のバイエルン国立歌劇場騒動、アナタ不利過ぎるわよ
ほれ、ウェーバー♪魔弾の射手、可憐なアガーテ役から下ろされたアレ
出産以降の声質変化云々を理由にされてたけど、演出家の本音は、大幅な体型変化に決まっとるがな
代わりに起用されたペトラ=マリア・シュニッツァーも大柄だが、若かった分、可憐さは残っていたしな
いまはすっかり、亭主のペーター・ザイフェルトとお似合い夫婦になっちゃってるのもご愛敬
Arabella Act 3; Über seine Felder wird der Wagen fahren (Lucia Pop,Peter Seiffert)
ザイフェルトは何しろ、豊満でも可愛いルチア・ポップちゃんともお似合いの15歳年下亭主でもあった
元々豊満過ぎる、まるで影のない男が亭主、そんなステューダーさんと一緒くたにするんじゃありませ~ん
ゼンタも正直、元々ドラマティックというよか体型同様に膨張気味の声じゃね、キツかったよ
サヴァリッシュの♪影のない女、ザルツブルク音楽祭上演の同作品での皇后は評価しましょ
人間離れした役が、人並み外れた体型でも気にならんのやろ




タイタスさんに戻ると
ワーグナー歌うようになっていた頃には、声も体重同様に重くなっていた
男の色気は感じる声質ではあるものの、う~ん、重量過ぎない?
2000~2004年、バイロイトで神々の長ヴォータン歌った録音、全部持っている
最終年の♪ワルキューレ第三幕を聴いたら…声が、お、重過ぎる
娘役のエヴェリン・ヘルリツィウス、声は拮抗していたが、体型は大人と子供の差まで見えるよう
ま、2006年指環新演出で聴いたハゲタカ、ファルク・シュトルックマンみたいなポカせんかっただけマシか
2006年の♪ワルキューレ第三幕、アレ、何なのよ?
やい、何回、オケとズレた??(数えていない)
クリスティアン・ティーレマンの独特な指揮のせい???(責任転嫁)




タイタスさんに関しては、【乙女でも勇ましき我が子を愛するのが親心】(2010年12月27日)を見ると




「身体は大きいが、気は小さい」
2000~2004年までのバイロイト『ミレニアム・リング』に参加した日本人メゾ小山由美さん証言
小山さんは、その他大勢のワルキューレ娘役でしたが
2001年東京・新国立劇場での♪ラインの黄金では、ヴォータンの嫁フリッカ
その時のヴォータンが、タイタス
タイタスは、その後のバイロイトにて「嫁?娘?どっちよ?」てな感じで困り
娘を放り投げる演技が出来ないよ~と演出家に泣き
腕つかんでポイ!で勘弁してもらったそうな
…舞台とはいえ、嫁よりゃ娘がカワイイ、ですかしらん(≧▽≦)




身体は大きいが、気は小さい
なら、一昨日書いた…




女房が孤独を打破するため亭主に求めていたのは、一個の女としての評価の他、『怒り』もあった
何言われても女房を子供のようになだめる程度のバラク、決して本心は見えない
そんな唐変木が遂に感情を爆発させたのが、女房が影を売ったを知る第二幕幕切れであった
女房はこの時恐らく、霊界の憑依を受け、自身では制御出来ない状態にあったと思うけど
浮気しただ何だの告白には笑って取り合わないバラクも、女房に影がないを見るとさすがにブチ切れ
弟とどもが必死で食い止めようとするのを振り切り、女房に手をかけようとする
たまりかねた皇后が、女房に影を返してやると、女房は正気に戻り、亭主に「アタシを殺してよ」
根は善良を絵に描いたようなバラクに人殺しなんて出来んがね
夫を裏切った後悔と、夫の『父親になりたい、一個の男』を目の前にして、ようやく安心を得たの
バラク、最愛の夫。アナタが殺すというなら、喜んで殺されましょ




…若い女房を娶り、嬉しくて、愛しているつもりではいるが
何言われても女房を子供のようになだめる程度だが、根は善良を絵に描いたような唐変木バラク
似合うはずなんだけどねぇ、何でアタクシの記憶に残らないんだろ(DVD持ってるのに)
カブキ舞台が目にチカチカして、音楽に集中出来ないというコトにしておけば?(あの舞台、マジ趣味悪いわ)