有名無実の冠~不公平な世界から、慈悲の精神を見出す~ | mathichenの徒然なるままに

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mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
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ココに常駐中

の今日もまた寝られねぇ~
【燃え上がらせるべきジジババ革命の火】の追記と補足でもやっとこ
アクセス解析見たら、昨日検索多かったのよ。つまり管理人の老婆心からだ
独話別館を2本加筆修正しての転載、ある都合により言葉遣いはガラ悪いまま許せ




$mathichenの徒然なるままに-ベルサイユのばら第6巻




同じベルサイユのばら’第6巻『燃えあがる革命の火』には




mathichenの徒然なるままに-ベルサイユのばら(3)




正気を取り戻したアラン・ド・ソワソンが、フランス衛兵隊に復帰し、オスカル隊長に挨拶する場面
妹ディアンヌの形見として、彼女の黒髪を渡すのよ




ディアンヌは、前隊長にあわや落下狼藉の経験から、初めてオスカルに会った時は逃げかけたが
相手が同じ女性であると知ると安心し、アランの意外な一面を笑顔で話した
「オスカルとはヘブライ語で『神と剣』を意味するのだと、兄が話しておりました」
さんざん悪態ついて反抗するアランがねぇ…もう、惚れてたの?(惚れてるの具体的内容は、自分で検索しろ)
妹は妹で、兄によれば、「死の前日まで、隊長の金髪に憧れ、隊長のブロンドを誉めていました」




アランは妹の骸の前で、「金も力も何もない、この惨めったらしさはどうだ?ディアンヌが、何をした?何を…」
ディアンヌは何も悪いことしていない。彼女は、幸福になる権利持っていた
大貴族様に嫁ぐのではないが、細民街の生活よりは楽になるだろうし、明るい未来を喜んでもいたと思う
なのに、本当、見かけ倒しの中途半端な似非上流階級って、人間腐ってるわ
商人など羽振り良い平民と結婚するのは、別にいいの
貴賎結婚は貴族側に家督継承などで不利が生じるものの、貧乏貴族にすればカネは有難や節
だったら、最初から利益追求の政略結婚しろよ
何でも手に入る金持ち娘に、貧乏娘の夢と希望をくれてやるなんて、ま、大した男じゃないけど
命奪われた、実質的に殺された、たまらんわ…10歳の小学5年生でも泣けたぞ




mathichenの徒然なるままに-ベルサイユのばら(4)




アンドレの目が見えなくなりつつあるに気づいたマロン・グラッセばあやが、孫を説教する場面
「アンドレ、誰にも、オスカル様にも、旦那様にも、言っちゃダメだよ
もし知られたら、旦那様のことだもの、きっとお医者様を…
アタシたちはね、そんなご迷惑までおかけしちゃいけないんだよ
それでなくても、いままでどれほど身分不相応なご恩をお受けしているかわからないのに
お医者様に見せるとなったら、どれだけ莫大なおカネがかかるか…」




アンドレは、8歳で母親と死別後、お祖母ちゃんがたった一人の身寄りであるため、ジャルジェ家へ引き取られた
1歳下のオスカルの遊び相手兼ボディーガードではあるが、ジャルジェ家は親切に面倒見てくれた
ばあやにすれば、有難過ぎて涙止まらないほどの過ぎた恩恵だったのね
「同じ人間なのに…な」
画像の次のページの、アンドレの言葉通りなんだけど…




望んでも、何一つ手に入らず、人生狂わされる貴族もいれば
別に高望みはしていないのに、いろいろ手に入る、しかし遠慮しがちの平民もいる
自由・平等・博愛、何か空々しいよな…




【「私のマンガ大賞」は、コレ:ベルサイユのばら~新しい運命の渦の中に】
【「私のマンガ大賞」は、コレ:ベルサイユのばら~栄光の座に酔いしれて】
以前に本館でコレ書いたのは…




野菜の切れ端が浮いてるだけのスープ
ほんの小さなものから、人生が180度変わり、広い視野の人間性に目覚めていったオスカル
「神の愛に報いる術も持たない小さな存在であるけれど…
自己の真実に従い、一瞬たりとも悔いなく与えられた生を生きた
人間としてそれ以上の喜びがあるだろうか」




…持てる者の高見の視点を捨て去る勇気を称賛してだよ




mathichenの徒然なるままに-ベルサイユのばら(5)

mathichenの徒然なるままに-ベルサイユのばら(6)




王妃は殊勝になりながらも、最後まで選民意識は捨てられなかったたために、全てを失ったのさ




ところで




「貴賎結婚は貴族側に家督継承などで不利が生じるものの、貧乏貴族にすればカネは有難や節
だったら、最初から利益追求の政略結婚しろよ」




これ、貴賎結婚は平民側にすれば、貴族の特権に与れ、家の格が上がる、と二個一
貴族と平民双方に大きな利益生むから、洋の東西で貴賎結婚が多く見られたのよ




ただし平民側は、リスクも背負う
彼らもまた、名ばかり貴族の悲劇に遭う恐れあるの




mathichenの徒然なるままに-Sophie Dorothea von Braunschweig-Lüneburg




ゾフィー・ドロテア・フォン・ブラウンシュヴァイク=リューネブルク
父はリューネブルク侯ゲオルク・ヴィルヘルム
母はオルブリューズの小領主アレクサンドル2世の娘エレオノール・ドルブリューズ
娘は貴族社会から庶子扱いの生まれだったが
父親が愛妾との結婚により捨てた継承権や財産惜しくなり、何とか正当な権利を回復した結果
娘は持参金つきの貴族令嬢として引く手あまたになり
それが、大嫌いな従兄との結婚、そして同情の余地大きい不倫を招いた
同情の余地大きい不倫とは?




夫の家は、ちょいと妻の家との確執持ちながらも、カネの威力の前には誰もが納得した
納得行かないのは無論、ゾフィア・ドロテア
夫には愛人がおり、その母親は姑根性丸出しの意地悪で、居場所がない
そこへ登場するのが、スウェーデンのイケメン貴族(フェルゼンやあるまいし)ケーニヒスマルク伯
彼は、カネと出世と色を求める男。後は言わずもがなの展開になるわな
ケーニヒスマルク伯の何が嫌らしいって、甲斐性なしの卑怯者だったこと
カネ欲しさから、ザクセン公家への就職売り込みのついでにゾフィア・ドロテアとの関係を話しやがって…
もっと嫌らしいのは、ゾフィア・ドロテアの舅だけど
嫁の不倫をいち早く知ってたくせに、損得勘定から口にチャックしてたのよ
一番嫌らしいのは言うまでもなく、妻に愛される甲斐性ゼロ寝取られ亭主ではあるけど
自由になりたい一心のゾフィア・ドロテアは
夫の再婚は認められるが、妻の再婚は許されず、子供たちとの面会禁止を受け入れたのよ
ゾフィア・ドロテアは、母親が時たま面会に訪れるだけ、離婚ならぬ32年間もの幽閉の身となり
夫がイングランド国王に戴冠しても、名のみの王妃であり
息子が後年、母親を破滅させた父親と不仲になったくらい、酷い晩年だったそうな




ちなみに、夫のエルンスト・アウグスト、後のハノーファー選帝侯兼イングランド王ジョージ1世
ゾフィア・ドロテアの死から半年後、急死した
彼女の呪いの遺書を見てショック死だってさ(馬車に乗ってたら、死神が届けたんだっけ?)
ザマミロ。世の男どもは、嫁を敵に回す因果応報とは何ぞや、よーく肝に銘じとけぃ




セレブ婚だ何だと意気がる、家柄や年齢などでしか人を判断しない、日本の小娘青二才
セレブ婚なんて男女ともに計算ずくの現代版人身売買と納得してりゃ、お好きにしてくれて結構
物質文明の恩恵がもたらす見栄を、人生勝ち組と勘違いしてるのが情けないっての
本当、持てる者こそ地獄に堕ちる要素大きいのに、おバカですこと
仏作って魂込めず的な似非民主主義教育の弊害かしらん