李忠成、決して訪れることはないと思っていた国へ。鄭大世とライバル対決の行方は――
2011年11月13日23時30分
提供:livedoorスポーツ
11日のタジキスタン戦で日本が勝利を収め、北朝鮮がウズベキスタンに負けたため、日本の最終予選進出と北朝鮮の予選敗退が決定した。
そのため、15日の北朝鮮対日本は勝敗の影響がない消化試合である。だが、その試合になみなみならない思いを持っている人物がいる。
北朝鮮、韓国、日本から、日本を自分の国として選んだ男、李忠成だ。小学校は民族学校に通い、U-19韓国代表候補に選ばれながら、日本国籍を取得した。
その李が、決して訪れることがないだろうと思っていた国に、日本のパスポートを所持して乗り込む。相手には、同じ在日ながら、朝鮮を愛して止まない鄭大世がいる。しかも2人ともストライカーだ。この試合で2人のライバル心に火が燃えさかる。
文=森雅史
李忠成のコメント
「日本代表で北朝鮮に乗り込むことになりますけれど、小学校までは朝鮮籍でしたし、まさか自分が北朝鮮の地を踏めるとは思っていなかったので、本当にとても光栄なことだと思います。
とてもいろんな思いであの地をふめるのではないかと思います。相手は敗退が決まってしまったのですが、やはり日本に対しての思いとか、日韓戦以上に、北朝鮮は自分の地で負けられないという気持ちがあるのを自分は知っているので、すごく強い気持ちで臨んでくるのはわかっています。その気持ちや技術で負けないようにして、しっかり勝点3を取って日本に帰りたいと思います。
大世さんもすごく燃えていると思います。自分の国で親や親戚も見に来るでしょうから、燃えているでしょう。自分は、やはり試合に出てゴールを取りたいです」
■森雅史、現地レポート
( 出典先:livedoorスポーツ )
以前、京都の友人の年下婿さんと話している時、彼がこう言いました
「いわゆるネット右翼、あれは性質が悪いですよ。差別や偏見に意味が見られない
意味あれば良いわけじゃないですが、右翼でも左翼でも本物は、話し合えば折り合いつけることは可能です
自分自身の経験などから段階を経て築かれているからです
つまり『自己』を確立しているので、聞く耳持たないガンコ者はそう多くはないと思います
親や親戚、周囲の大人の受け売りでしかない、何も考えていないガキが、ネウヨなんですよ」
アジアカップ決勝で日本優勝ゴールを決めた韓国系4世の李忠成
「韓国人>日本人ということが確定したな」
「日本代表チームはただ韓国人の優秀さをアピールするために利用されただけになってしまった」
彼を『韓国の力』と見なす向き、これもネウヨですかね?
韓国ユース代表の選抜合宿で、言葉が通じない李忠成に浴びせられたのは、「お前、半分日本人だろ」
「堂々と本名を名乗りながら、日本のために頑張る在日がいてもいい。 一つでも在日の新しい歴史を作ろう」
これが、日本国籍選択の理由といいます
「我々は、周りと同じレベルでは認められない。いい時はいいが、ダメだと必要以上に批判される」
李忠成の父親から息子への助言、何か虚しく聞こえてきますね
いい時にでさえ、ねたみも含まれている?悪意が浴びせられるのですから
成育環境によりますが、移民も3世4世に至ると、国籍はどうあれ、○○系☆☆人、洋の東西問わず
李忠成の場合、韓国系日本人です。あるいは、日系韓国人。いずれにせよ、純粋培養の韓国人ではない
確かにどっちつかずな面はあり、とりわけ単一民族好きな日本人には不愉快でしょう
しかしですね
日本人が本当に単一民族だったら、近親婚連鎖状態で、とうの昔に人間も国も弱体化
多かれ少なかれ、大陸からの血と文化が流れ込み折り合っているおかげで、今日が存在するのです
日本人に(限らずですが)隣近所を見下したりする資格なんか毛頭許されません
「成功したら、みんなのおかげ。失敗したら、自分のせい」が日本の掟だと書いたのを見ました
知ってるんですかね。北朝鮮の掟である「成功は、首領様のおかげ。失敗は、自分のせい」を
両者に何ら変わりないと思いますが?
北朝鮮といえば
革命化区域強制収容所に送られてきたクリスチャン母娘
改心した振りすれば、社会復帰の可能性あるのに
信仰を捨てない勇気から、送られたら人生終了の完全統制区域強制収容所へと消えていった
神仏はさておき、絶対的倫理観持たないに等しい一般日本人に真似出来ますかね?
絶対的倫理観を持とうとしないのは、自己を支えるものを持とうとしないのと同じことであり
自己を持たなければ、何を信じ、何を避けるべきか、それを見極める目が育ちません
結果、意味なき偏見や誹謗中傷を何代にも渡って継承し、人間も土壌も腐らせる一方なのですよ
現在ブンデス2部ボーフムに所属する鄭大世の場合
慣れないドイツ語を一生懸命話す、彼のドイツ語に対する熱意を称賛するドイツ人多いよう
世界に冠たるゲルマンにして傲慢なドイツ人がね
テセに関する検索かけたら、正直、気が滅入りました
ブログや掲示板なんかでは、『悪意に満ちた結論』ありきで書き込む向きが多いんですわ
~鄭大世は父親の国籍と同じく韓国籍だが、朝鮮学校で教育を受けたため心の祖国は北朝鮮であり、かねてから「ずっと祖国(北朝鮮)の代表になりたかった」と語っていた。そのため韓国籍を放棄して朝鮮籍を取得しようとしたが、韓国政府は北朝鮮を国家として承認していないため拒否され、在日本朝鮮人蹴球協会の助けを得て、韓国籍のまま北朝鮮のパスポートを取得し、FIFA(国際サッカー連盟)に北朝鮮代表としての出場を認めさせている。スポーツライターの慎武宏は、韓国籍ながら北朝鮮代表として出場する鄭大世の人生について「歴史が生んだ矛盾」だと語っている。~
( Wikipedia:『鄭大世』より引用 )
善し悪しを簡単明瞭に評すること出来るほど、島国日本人に理解可能ではないでしょう?
批判するならするで「自分だったら?」と複眼思考してからが冷静に見られるはず
というか、自分たちが自尊に名を借りた『反外国教育』的発想の結実とは思わないんですかね
日本人の受けた差別や排斥には異常なまでに騒ぐくせに、見苦しい
明暗分けた日本と北朝鮮両代表ながら
李忠成、鄭大世いずれにも複雑な思いはあるでしょうが
またと訪れない機会になるであろう平壌での試合で、悔いの残らない戦いを見せてくれるよう願いますね