王様の威厳は風にも時代にも動じない | mathichenの徒然なるままに

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mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
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$mathichenの徒然なるままに-Clark Gable


~His original last name was Goebel, but this was considered too German during World War I because of anti-German sentiment.~

『参戦』

出撃後にクルーと記念写真に収まるゲーブル(右端、1943年)ゲーブルは1939年に女優キャロル・ロンバードと三度目の結婚をする。その生活はゲーブルの生涯で最も幸福なものであったという。しかしロンバードは1942年に航空機墜落事故で死亡した。

ゲーブルは深く悲しみ、その悲しみを紛らわせるかのように第二次世界大戦下で枢軸国と対峙していたアメリカ合衆国陸軍航空隊に入隊した。なお、アメリカ軍は当初ゲーブルを軍役には着くものの、実際の戦闘には参戦させずに慰問部隊の一員として参戦させることを望んだが、ゲーブルはこれを拒否し、ヨーロッパ戦線でボーイングB-17爆撃機で数度の出撃を行った。なおアメリカ軍と政府は参戦したゲーブルを戦意高揚のためのプロパガンダに大いに利用した。

『死去』

ゲーブルは1960年に59歳でロサンゼルスに於いて心臓発作で死去した。ゲーブルの最後の映画は『荒馬と女』であった。なお同作は共演者のマリリン・モンローの最後の出演作でもあった。ゲーブルはカリフォルニア州グレンデールのフォレスト・ローン記念公園墓地で、最愛の妻キャロル・ロンバードの横に埋葬された。

( Wikipedia:『Clark Gable』『クラーク・ゲーブル』より引用 )



"The King of Hollywood"(ハリウッドの王様)であるクラーク・ゲーブル
‘風と共に去りぬ’(1939年)のレット・バトラー役でお馴染みですね

1901年2月1日生まれの男前を、1966年2月1日生まれの当所管理人がお祝いします♪☆

ドイツ系であるGoebelを英語風のGableに改名は、ドイツが第一次世界大戦中の敵性国家のため
もっとも第一次世界大戦が無かったとしても、第二次世界大戦があれば


$mathichenの徒然なるままに-ゲッベルス一家


‘ヒトラー 最期の12日間’(2004年)の写真を持って来ましたを書いといて
ヨーゼフ・ゲッベルス(Joseph Goebbels
国家社会主義ドイツ労働者党第3代宣伝全国指導者、初代国民啓蒙・宣伝大臣
否応無く改名するハメに陥ったと思われます

思わぬ所での鉤十字ドイツとの縁もございます



Clark Gable & Carole Lombard Home Movies!

キャロルとどれだけ幸福であったか。彼女を喪った悲しみは如何に深かったか
激戦続くヨーロッパ戦線でボーイングB-17爆撃機で数度の出撃
ひょっとしたら、自分もキャロルと同じ墜落死をもって?

墜落死の可能性は、意外な場所からありました


$mathichenの徒然なるままに-総統とエヴァ


ヒゲの総統と最愛のエヴァ・ブラウンですね

エヴァちゃんは有閑マダムとあってか、映画鑑賞好き。自分のためだけの上映会しょっちゅう
‘風と共に去りぬ’は長尺なのに何度も上映するほど熱中、ハリウッドの王様にキャア♪キャア☆
それを見た貧相な総統、ご面相を棚に上げて見苦しい男の焼きモチを展開
「ゲーブルの乗ってる戦闘機を打ち落とせ~」との指令を真剣にわめき回したそうな

戦争は無事乗り越え、心臓発作で世を去ったゲーブル


$mathichenの徒然なるままに-荒馬と女


‘荒馬と女’(1961年)撮影の心労が祟ったのでしょうか

監督のジョン・ヒューストンいうのは、奇人変人大会上位入賞保証付き
名優である父親ウォルター・ヒューストンが息子の監督作品に出演した際
息子はプロデューサーの声色使って親父に電話、あれこれ指示出しまくった逸話の持ち主

共演者のモンゴメリー・クリフトは、これも奇人変人
自然のままにとばかりのストリップで表を走り回ったという困り者

「アタシも暗いけど、モンティはもっと暗い」と言ったのが、マリリン・モンロー
彼女は彼女で、数年来の精神不安定に悩まされていた

ゲーブルは、野郎どもには堪忍袋の緒が切れかけていたか切ったかというほど我慢ならず
重労働から解放されるや、心臓の緊張感も解放されてバッタリ?
彼の死が、マリリンにどれだけ打撃を与えたか知らずに…

里子先をたらい回しにされ虐待も受ける不幸な少女時代を送ったマリリンにとって
ささやかな楽しみである映画鑑賞で憧れたハリウッドの王様との共演は、天にも昇る思い
自分の存在が王様に負担かけているとイジケていたから、王様の死を見て
「アタシが殺してしまった…アタシがいけない子だからだ…」
どんどん落ち込み、モンティ・クリフト以上の暗い性格に陥り
ケネディ家という複雑怪奇な迷宮へと…

いま頃、王様が「お前さんのせいじゃないよ」と慰めてくれていると思いますけどね
映画撮影中、可愛いマリリンには辛抱強く優しく接していたといいますから