有待の身を完成するのは魂 | mathichenの徒然なるままに

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mathichenの酔いどれ日記【Hatena版】
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ココに常駐中

オランイェがウルグアイを下し、32年ぶりW杯決勝進出を決めましたね
さて、頂上決戦の相手は、ドイツ、スペインのどちらに?


スペインはパラグアイを振り払って準決勝へ到達したわけですが
パラグアイといえば、迷監督チームとのPK決着により準々決勝へ
PK失敗して泣く駒野選手に駆け寄り慰めたアエド・バルデスはたぶん…
パラグアイのクラブの研修生だった15歳から17歳までの2年間は
スタジアムの周りを寝床とし雨風をしのいでホームレス

苦労から得て若いうちに身についた人生の機微と慈悲の精神でしょう
駒野選手も母子家庭など苦労人ですから、感謝の念は強く感じたでしょうね


それでひょいと思い出した話を


お母ちゃんと子供たちの9人が路頭に迷った
親戚を頼っても、相手も負担の大きすぎる人数で、どこでも長続きしない
食事と雨風しのぐ場所を提供してくれる教会も同様
やがて公園の一角に野宿するまでに
結果…長女が、公園によく遊びに来る青年から「嫁になって」
彼は一家の様子を見ていて、長女が働き者と感心→ホレちゃった
親にかけ合い、一家のためにアパート借りた


…結末は忘れました。若夫婦めでたく誕生したっけ?
一度聞いただけの話なので、記憶違いあるでしょう
親父が台湾バーに入り浸り、綺麗なねーちゃんと蒸発
風俗嬢として親父の借金返済や残された家族を養う長女
その話と関係あるかもしれません


両親が交通事故死した10代の姉妹を引き取り家族の一員にした赤の他人の資産家夫婦
遺産狙いの親戚が押しかけてきたら、20歳を迎えた姉に「妹の後見人になりなさい」
親戚どもには、姉妹名義での預貯金通帳を見せただけでなく
「我が家から私たち夫婦の娘として嫁に送り出します」とキッパリ
姉妹は感謝のあまり抱き合って泣き出した


…この話と同じく、結末がハッピー・アンハッピーにかかわらず
奇特な、慈悲深い、そういう人々が、救える窮状を無事救い
やがて『人』の『間』で生きる人間を育てていくのですな