いにしえのワーグナー歌手、わたしの大好きな、男前ジェス・トーマス
彼はとうの昔に昇天していますが…似てませんかね~
以前Yahoo!本館とFC2別館でペタリした↓のYouTubeからも、どお?
Jess at 3:00 PM
栄冠を勝ち獲るべくの懸賞の歌、何度観ても♪
…は横へ置き(長ーくなる)
1967年春、大阪国際フェスティバル10周年公演に参加
バイロイト音楽祭氷魚押し公演の1演目、♪ワルキューレ日本初演
当時聴いた知人の大学教授によれば
Anja Silja "Hojotoho" Die Walkure
題名役を表すブリュンヒルデ役のアニヤ・シリヤがぶんむくれるほど
ブリュンヒルデには異母姉妹に当たるジークリンデ役のヘルガ・デルネシュが拍手喝采を
ジークリンデの双子の兄ジークムントを歌ったトーマスはというと
「とても素晴らしかったですよ。なのに、客席はツンとすまし、一般の評価は低かった
アメリカ人だから、欧州志向強い日本のクラシック愛好家には軽視されたんです」
1960年代初頭、ほぼ同時期にアメリカと東ドイツの楽団が日本公演を行いました
ニューヨークフィルとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
前者は、名匠レナード・バーンスタイン率いるにもかかわらず、客入りは悪かったそうな
「しょせん♪ウエストサイド物語程度ミュージカルの作曲家やんけ」てな具合に
アメリカは確かにクラシック音楽先進国ではありません
しかしながら、19世紀から欧州の最先端を輸入と研究、それなりに発展し土壌を築いてきました
歌手に関しては、地味でも優秀な才能多く、彼らは出来れば欧州で活躍したい
ドイツはどんな小さな町にも歌劇場がある。逆に言えば、アメリカ人には就職機会豊富
アメリカ人いなくてはドイツの歌劇場やっていけない感じです
新旧世界が持ちつ持たれつ、それでクラシック音楽存続と発展、世界の現実なのです
思うに…
アメリカのクラシック音楽界では、『海外組』がごくごくフツー
国内にも整った環境はありながらも満足してしまわず、異文化世界で切磋琢磨
そのうちの少なからぬ人数がやがて母国に還元
…なーんか、どっかの島国サッカー界に見習わせたくないですかぁ
たとえばドイツの田舎チームでも中核選手として認められたら、合格で成功への第一歩
その一歩を基礎に強豪へのステップアップで認められたら、成功の認定証
継続は力なりを示して認められたら、真の国際級選手
そう見るのですが、どお?
日本人選手の潜在能力は決して低くないと思います
要するに、育成と就職と評価の環境次第ではないでしょうか
まぁ…すぽると、そういう名前の悪魔がこの世に存在する限り、神の手は列島中に届かず?
最後に記事題名の説明を
セスクのバルサ移籍はあと?への意見感想なのです。って!