昨日の【虚栄の果てに】と2本立てみたいなもの…
♪カヴァレリア・ルスティカーナは1時間半にも満たない上演時間なので、
同じくらいの長さであるレオンカヴァッロの♪道化師と2本立て上演が多いです
南イタリア・カラブリア地方のモンタルト村を訪れた旅回りの一座
一座の花形ネッダは、幼い頃母親と死別して道で行き倒れになっている所を座長カニオに救われ、
衣食住の面倒を見てもらい芸を仕込まれ、成長すると嫁になった
恩義は忘れていないものの、辛気くさいおっさん亭主との生活は空虚
「鳥のように空高く飛び自由に舞いたい!」
モンタルト村を訪れるたび、村の青年シルヴィオと逢瀬を重ね、駆け落ちの相談にまで至った
ネッダに横恋慕する道化師トニオは、彼女からすげなく扱われた腹いせで座長に密告
カニオは激怒のあまり半狂乱。だが、彼も道化師。お客が待っている。仮面をつけろ
芝居でのカニオの役回りは、寝取られ亭主。状況は台詞も含めカニオ自身と同じ
芝居と現実との見境がつかなくなり、「情夫の名を言え。俺はもう道化師ではない」
ネッダは危険を悟り逃げ出そうとするが、カニオは彼女を刺殺
「シルヴィオ、助けて!」。ネッダの最期の言葉によりシルヴィオもまたカニオに殺される
「芝居はこれでおしまいです」。カニオ(トニオの場合もあり)とつぶやいて、幕
Placido Domingo - Pagliacci - No, Pagliaccio non son
「愛してくれなくても、憐れみくらいは欲しかった…!」
仮面が剥がれつつあるカニオは自分の不満を漏らしたネッダにそう訴えかけますが
…カニオがネッダを『女として認め女として愛していたらば』、ネッダの心も違っていた?