中3、高3、いわゆる受験生になると受験勉強が大変です。
当たり前ですが。
この時、ピアノを習っている生徒は
「受験だからピアノやめます」
「受験だから暫くお休みします」
「受験だから月1位でお願いします」
「受験だけど、変わらず続けます」
の4パターンに分かれるそうです。
うちの場合は、妻がピアノ・僕が勉強という風に1人の子を2人で見ている場合があるので、こういう生徒の場合は、幼少の頃から関わっていることになり、様子がとてもよくわかります。
で、この4つのパターンのうち、
「変わらず続ける」勢が1番成績が良く、難関校も合格する率が最も高いです。
1番よろしくない…と言っては語弊がありますが
「受験のためにピアノを辞める」が、実はあまり勉強しないパターンに陥(おちい)ることが多い。
元々成績の良い子は普段から勉強の習慣が身に付いており、時間の使い方もうまく、自分でストレス解消法などコントロールすることができています。
逆に勉強苦手な子は
「受験に集中するから、今までの習い事全部やめる」
と決めても、実際は空いた時間全てを勉強に集中できるかというと案外そうではありません。
結局は空いた時間にダラダラゲームやSNSをしてしまったりすることが実は多いのです。
受験生は部活も無くなり、帰宅時間が早くなりますので自動的に2~3時間は余裕ができます。
帰宅してから寝るまで6~7時間はある計算になるのですが、食事以外ずっと集中するのは難しい話です。
気分転換に「10分ピアノを弾く」という子がうまくバランスを取りながら、ピアノを続けることが多いのだそう。
面白いのが
「受験で1番忙しいはずなのに、この時期に今までよりも練習する子が発生する」
とのこと。
こういう子ほど普段の勉強を頑張っている、というのが僕達の見方です。
親御さんからも
「今までで1番ピアノ弾いている」と仰る方がいるようなので、間違いではなさそうです。
勉強で脳が疲弊しているからこそ、全く別の脳の使い方をするピアノに快感を得られるらしい。
これはちょっと面白いなと思いました。
