おはようございます。



脳の可塑性とリハビリ

 今日はちょっと専門用語多めです。

 

前回、脳の可塑性について記事を書きました。



 

「可塑性(かそせい)」の言葉の定義としては


“固形の物質が外から加わった力により変形しその形を保つもの“


ですが、要は

「真っ直ぐな針金を曲げたら曲がったままになるよね」

とか

「粘土で好きな形作れるよね」

という目に見える変化に対して使います。

 



似た様な言葉に「可逆性(かぎゃくせい)」がありますが、可塑性とはまた違う意味になり、

 「可逆性とは、逆に戻りうる性質、もとの状態に戻りうる性質」を意味しています。


 

可逆性という言葉は、氷のイメージです。水を凍らせると氷に変化しますが、氷を常温に置いておくと水に戻ります。


 

可塑性を英語にすると「plasticity」「plastic property」となり

一方、可逆性を英語にすると「reversibility」「reversible」となります。


 

 

ところで「脳」についてですが、人間の臓器のなかで一番「可塑性」がある事が最近の研究で解ってきました。


 

「脳の可塑性」とは平たく言うと脳出血や脳梗塞で失われた機能が訓練によりあるていど回復するために必要な「脳の機能の変化」です。


 

脳梗塞などである特定の脳細胞がダメになっても、それに変わって今まで使われていなかった分野が活性化したり、新たなニューロン・シナプスの回路が作られるそうです。

その結果失われた運動能力が回復する事例が数多く報告されています。


 

ここ数年でエビデンス(科学的根拠)もしっかり体系化されてリハビリの現場では常識となっているとのこと。

 

人間の秘めた能力、特に脳の分野というものはまだまだ計り知れないものがありますね。

 

 

 

イベントバナー