小学校最初の3年間はその数年後に抽象的な思考をする力を養うための時間だと考えます。
その訓練のための貯金の時間。
抽象的な思考とは何かというと、具体的な「物」から「数字」に変わる考え方です。
例えば
花子ちゃんがりんご🍎を1つ持ってます。
もう1つお母さんからりんご🍎をもらいました。
全部でりんごいくつありますか?
これは具体的です。
りんごというものが2つ🍎🍎目の前にあったら、計算などしなくても
「ふたっつ!」
と3歳児でもわかります。
これが「抽象的な思考」で考えると
1+1=2
となります。
物は🍎だろうが🍌だろうが関係なく「数字」のみで考えます。
具体的な「物」から「数」に変わる。
これが抽象的な思考。
もう1ついきます。
500mlのペットボトルのジュースをゴクゴク兄が飲んで半分ほど減りました。
「1口だけならいいよ」
ってペットボトルを弟から渡されたのに、半分も飲んでしまいました。
小さい弟でも「半分」も飲まれてしまったことはペットボトルを見れば一目瞭然ですので泣きます。
ただ、これをペットボトルを見せないで
「2分の1に減ったよ」
と、小さい弟に言ってもわからないでしょう。
まだ抽象的な思考ができていませんから。
物の場合は視覚で判断できますので、特に頭を働かせなくとも、想像力を使わなくとも答えが出せます。
りんごは2個に増えたし、ジュースは半分になったとわかります。
小学校低学年のうちは勉強内容も具体的なものですが高学年から抽象化します(例えば足し算引き算→分数・比の値など)。
7歳〜9歳の間は物事を抽象化する脳の力を養うのに適している時期です。
二度と訪れない貴重な貴重な時間。
この時期に何かに時間を忘れるほど熱中する経験が大切です。
それは遊び。
小さな子供にとって周りにあるものは全て遊びの道具、わざわざ大人が用意した物よりも自分でみつけた木の枝や、石ころ、ペットボトルのキャップなどが宝物となります。
そしてその宝物で自分だけの世界を作り、ただの石や木の枝が怪獣や宇宙人・恐竜になり、自分は地球を守るヒーローになったりして、その辺の草と戦います。
ただの石が怪獣に、木の枝が剣になる。
これにはものすごい想像力を使います。
このものすごい想像力を働かせる脳の動きが、後の抽象的な思考をするための助けになります。
いっぱいいっぱい脳を使うのが良いのです。
小さいうちはとにかくよく遊べ
ちなみに女の子の場合は、シーツとか身体に巻き付けて「お姫様」になるそうです。